細田守監督による「おおかみこどもの雨と雪」をみてきました
想像以上に国立の街並が完コピされており、びっくり(2012-07-24 参照)
「モランボン」、「ほくしんクリーニング」、「白十字」、「ASH」など実写ロケ同様にそのまんまでしたね
「くにたち法律事務所」が入っているビルもバッチリ登場していて、そで看板一番下の「メガネスーパー」はそのまま登場していました
ブルーレイ版かなんかを購入してコマ送りしたら、国立のみならず多摩地域を代表すると巷で噂らしいあの「くにたち法律事務所」の看板も映っているのでしょうか?
そうそう、主人公が通っていたのが「東京のはずれの国立大学」っていうのはひどくないですか?
地図でみてもらえば一目瞭然なように、一橋大学所在の国立市は東京都のどまんなかなんですよ(笑)!
なお、内容的には、期待値が高すぎたせいもあってか、微妙な感じでした
個々の場面では圧倒的に素晴らしい演出がみられるものの(雪山のシーンや、カーテン越しの告白シーンなど。あといつもの「泣き」シーン)、絶対に比べられることが避けられないはずの(承知の上での真っ向勝負なのでしょう)「トトロ」に比べると、トータルでは数段落ちます
「時かけ」や「サマーウォーズ」とは異なる路線を提供したかった気持ちはよくわかりますし、十分成功しているとは思いますが、こればかりは相手が悪かったでしょう
スタッフロールが終わって明るくなった映画館に漂う何ともいえない空気は、おそらくみなさんが不完全燃焼を感じたせいではないでしょうか
国立市民でなければ見せ場はかなり減りますし、正直いってイマイチと感じた方は少なくなかったのではないでしょうか