今週の「宇宙兄弟」も秀逸
ムッタが月ミッションに選ばれたところはさくっと流されたままでしたが、今回は選ばれなかった者の話
これから結果を告げようとする室長のそれとない気遣いに接し、自身の落選を何となく悟ってしまい、思わず握り拳に力を込めるあたりが素晴らしい流れで、グッときました
ただ、本作を離れた一般的な話をすると、嫌な予感が現実化した場合には、「その直前に悟っていた」と後から強く感じることもあるでしょう
現実化しなければ、嫌な予感は「ただの思い過ごしだった」となり、すぐに忘れられてしまうはずです
そう考えると、人間の認識は、ずいぶん適当なものですね