歴史は好きなのですが、歴史小説や歴史ドラマには、これまであまり触れてきませんでした
恥ずかしながら、司馬遼太郎さんの作品すら一度も目を通したことがありません
先日、滋賀に旅行に行きましたが(2011-05-03 )、これも今年のNHK大河ドラマとは関係はなく、全くの偶然です
そもそも大河ドラマって、生まれてこの方ほとんど見たことないんですよね
というのは、自分的には、フィクション作品にはゼロからの創造性を第一に求めており、史実をモチーフにした作品には食指が動かなかったのです(ノンフィクションなら、創造性は、むしろできるだけ排除していただきたいですし)
上記の考えは、今も変わってはいません
先日、中国において、「『タイムスリップもの』禁止令」が出たというニュースに接しました
がせねたか否か、また本当であった場合の政治的意図はさておき、芸術的観点からしては、タイムスリップものに食傷気味なことは事実です
そういうこともあって、今後も歴史小説や歴史ドラマ等に対して、積極的に接していくことはないでしょう
ただ、今年の手塚文化賞が「竹光侍」と「仁」であったことや、「大奥」(2010-09-12)に今後のさらなる充実を見込めることに照らせば、偉大な想像力さえ介在させれば、歴史ものに膨大な可能性が広がっているのだろうとは思いました