弁護士宇都宮隆展の徒然日記

弁護士宇都宮隆展の徒然日記

くにたち法律事務所@吉祥寺 東京大学法学部卒 東京弁護士会所属(35489) 東京弁護士会多摩支部副支部長(2025年度~2026年度)
レアルマドリー・ボクシング・小説・マンガ・音楽・アート・旅行・猫などが中心のブログです

ジョン・グリシャムさんの新作「判事の殺人リスト(The Judge's List)」(白石朗訳)の上巻を読みました
 
主人公のレイシーはロースクールを出たものの、フロリダ州の司法審査会の調査官というパッとしない仕事に就いています
 
アメリカでは、州の地区判事は選挙で選ばれることが多いそうで(司法は少数派の人権のためにあえて民主的なシステムから距離を置くのが正解だと信じているので、さすがはアメリカだと驚きました)、そのような判事の適格について調査をするわけです
 
いつもは地味な調査事項ばかりなのですが、そこにとんでもない爆弾が投げ込まれます
 
ジェリという女性が、「自分の父親がフロリダ州で判事をしているバニックという男にかつて殺されており、しかもその判事は他にも複数の人間を殺して回っている」というのです
 
バニックは自分に恥をかかせた人間をとても執念深く付け狙い、非常に長い時間が経過してから殺人行為に出ているようです

犯行の手口は同じであるものの、各犯行の間が空いている上に、犯行場所が広域で、ミッシングリンクに気づいている者がジェリしかいないので、いずれも迷宮入りとなっています
 
面白い設定ではありますが、上巻ですでに必要な情報は出尽くしているようにも思えます
 
ここからどうやって展開していくのでしょうか
 
レイシーやジェリがバニックに狙われてハラハラさせられながら、最後は無事に一件落着、なんていう流れは予定調和に過ぎるでしょう
 

意外な展開に進んでくれることを期待していますが、なんというかかなりオールドスタイルなので、このまま淡々といくのかなあ

 

 

何度も攻撃されて、血が足りないというデンジ


パワー登場の布石かと思えばそんなことはない


バイクでデンジを引こうとしたヨルが、路上の鳩をよけようとして自爆事故


その理由は、鳥を殺すとアサが嫌な気になるから


コケピーか

 

次は2週間後

 

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市川哲也さんの「シュレディンガーの殺人者」を読みました

 

以前「あの魔女を殺せ」という作品がかなり好みだったのですが、昨年末に新刊が出ていたのになかなか気づくことができませんでした

 

さて、本作は、オカルト雑誌のライターである田中永遠が、編集者でパートナーでもある礎怜といっしょに、夜の廃校に忍び込みます

 

いわゆる七不思議の調査です

 

ばったり礎の親戚だという西園寺と会ってしまい、西園寺の連れと4人で夜の学校を廻ることになりました

 

しかし、難波という富豪が廃校を買い取ってテロ組織の基地にしており、4人は組織に捕まってしまいます

 

そのまま始末されてしまうかと思いきや、永遠は組織のメンバーである真家から、別のメンバーである坂原を事故に見せかけて殺すことができたら命は助けてやると持ちかけられます

 

永遠は、頭を振り絞ってやり遂げますが、なんと西園寺が自らを「覆面探偵」であると告げたうえで、永遠の犯行を暴いてしまいます

 

「覆面探偵」とは、ネット動画で有名な実在の探偵で、推理のためなら新たな被害が出ることもいとわないという点で毀誉褒貶の激しい人物です

 

これまで正体が明らかになったことはなかったのですが、こんなところにいたというわけです

 

テロ組織から死刑を言い渡された永遠は、廃校の映写室に監禁されるのですが、しばらくして出てみると坂原が死んでいません

 

なんと、学校の七不思議「時を遡る映写室」が実際にその能力を発現させたようです

 

またもや真家から殺人を持ちかけられた永遠は、前回のへまを踏まえて、もう一度坂原を事故に見せかけて殺害します

 

ところが、またもや西園寺が「覆面探偵」を名乗って、犯行を暴いてしまいます

 

そして、また同じように時が遡って永遠は犯行を繰り返しますが、そのたびに「覆面探偵」こと西園寺が暴きます

 

その繰り返しは正直言ってそれほど面白いものではなく、このまま西園寺の推理をかわして坂原を殺すことに成功するという展開で終わってしまうなら、ちょっと期待外れだったなと思わされました

 

しかし、全く予想外の展開に!

 

特殊設定ものの流行の裏をかくような見事なアイデアでした

 

「名探偵の加害性」というテーマは超絶大傑作「名探偵のいけにえ」でも扱われていましたが、このテーマは、フィクションならではの面白みを引き出してくれますね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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トム・ミードさんの「空に浮かぶ密室(THE MURDER WHEEL」(中山宥訳)を読みました
 

今回も元奇術師のスペクターが探偵役となるのですが、主人公はむしろ若手弁護士のイブズです

 

イブズは、銀行支配人ドミニクが遊園地の観覧車に妻と2人で乗っていたときに射殺された事件の弁護人をしています

 

状況的には妻しか犯人ではあり得ないのですが、妻は否認しており、密室不可能殺人の様相を呈しているのです

 

さらには、手品好きのイブズが奇術ショーを見に行ったときに、第二・第三の密室不可能殺人が劇場で発生して、イブズは容疑者として逮捕されてしまいます

 

観覧車事件の真相は、私の好みでした

 

天皇陛下が窓の外をみて「火事だ」というので、侍従が確認したが、どこにも火も煙もみえなかった

なぜか?

 

というなぞなぞは、このブログで何度も取り上げるくらい子どものころに大好きだったものですが、そのロジックです


なお、GeminiとChatGPTにこのなぞなぞを示したところ、正解には至りませんでした


AIもまだまだ学習不足ですね

 

本作は、最後の最後で、しっかりもうひとひねりしてくるサービス精神にあふれており、十分に満足しました

 

 

 

 

 

 

 

WBO世界スーパーライト級タイトルマッチです

 

どちらもかつて引退騒動を起こしている問題児ですが、ボクシング界のスターであることは間違いない

 

そんな28歳同士の夢対決!

 

1R ロペスはオーソドックス、シャクールはサウスポー

 

両者慎重だが、ロペスの方が手数が多い

 

ロペスがナイスボディ

 

このラウンドはロペス

 

2R 同じような展開

 

シャクールがスリップ

 

このラウンドはギリギリでロペスか

 

3R シャクールがギアを上げてきたか

 

このラウンドはシャクール

 

4R シャクールのデフェンスが冴える

 

ロペスも打つ手に困っている感じ

 

お、シャクールがいいタイミングで当てて一瞬ぐらつかせた

 

このラウンドはシャクール

 

5R このラウンドもシャクールに余裕がある

 

手数は出していないので、なんともいえないものの、流れはシャクール


6R ロペスがスリップ

 

やりづらそうだ

 

このラウンドもシャクールか


7R ロペスがいろいろ試みようとするものの、うまくいかない

 

シャクールは安全運転

 

余裕は感じられるが、攻撃には出ないので、採点的にはどうなるのか

 

8R ロペスは左目のまぶたを切っている

 

シャクールが余裕の安全運転を続けている

 

9R ロペスは少し動きが鈍くなってきている

 

シャクールはそれほど打っていないように感じるけども、けっこう当たっているのか

 

左目もかなり腫れてきている

 

10R ロペスが力を振り絞って攻めるが、シャクールのディフェンスは崩せない

 

逆に、シャクールは必要なときにコツコツと当てていく

 

11R シャクールは距離の取り方が絶妙

 

ロペスのパンチが全然当たらない

 

12R 同じような流れのまま終了

 

試合前に多くの方が予想していたとおり、勝負は判定へ

 

まあ、間違いなくシャクールでしょう

 

三人とも119-109でシャクールでした

 

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