なんだか、この世の中には、だいぶ奇特な人がいるようで、
ある奇特な人物は下記の旨をインターネット上で主張し続けている。
2005年12月1日(木)に、栃木県今市市(当時。2006年3月に吸収合併され、現在は日光市)
で発生した「今市事件(吉田有希ちゃん殺害事件)」と、
1979~1990年にかけて栃木県足利市で発生した3件の幼女殺人と、
1996年7月7日(日)に群馬県太田市で発生した「横山ゆかりちゃん誘拐事件」は、
警察とパチンコ業界が仕組んだ壮大な陰謀
であり、本年8月に東京高裁で一審の無期懲役判決を破棄した上で
改めて無期懲役の判決を下された勝又拓哉被告は「冤罪」なのだという。
そして、名指しこそ避けているものの(イニシャルで書いている)、
横山ゆかりちゃん誘拐事件の犯人は「足利事件の菅家利和氏」
なのだという。
彼が言うには、1996年7月7日(日)、
当時、東京拘置所に拘留されていた菅家利和氏は
警察車両に乗せられて群馬県太田市に移送。
そして太田市の交番の中で変装をさせられ、
近くのパチンコ店「パチトピア」に移動。
そこで菅家氏は警察官から
「防犯カメラの前で横山ゆかりちゃんに声を掛けて来い」
という指示を受け、言われたとおりにゆかりちゃんを誘った。
それが済んだら、先ほどの交番でまた着替えて
警察車両に乗り込み、拘置所に直行したのだという。
それで、上記の説を繰り返し唱えている彼は、文脈から察するに、どうも、
今市事件の犯人(実行犯)も「足利事件の菅家利和氏」
と言いたげなのだ。
全ては「国家権力(そしてパチンコ屋)に仕組まれた陰謀」なのだと。
一連の事件には「北朝鮮」も絡んでいるのだと。
…
あのね、「今市事件」に関して、
“警察の陰謀”などというものは断じて存在しないと、
計画的に作られた“出来レース”なんてことは絶対に無いと、
私ははっきりと言えますよ。
なぜそう言えるのかというと、
これ、書いちゃっていいのかなぁ…
私(宇都宮義塾)も
「今市事件」の捜査線上に浮上したからだよ(笑)
私もDNAを提出させられたよ。
勝又被告が逮捕される半年前に。
★また後で。