こんにちは。うつのみや歯科です
9月に入りましてもなお厳しい残暑が続いておりますが、皆様お変わりございませんでしょうか。
今回は咬合圧についてのお話です
当院では口腔機能低下症の評価をする為に、該当の患者様に咬合圧検査を行っております
この機器を患者様の口腔内に挿入し、咬んだ時の咬合力最大値を計測します。
その場ですぐに結果が分かるので、お待たせすることなく状態を説明する事ができます
200N未満を、咬合力低下と判定しております。
咬合圧の低下は食べられる食品の種類を減らしてしまいます
その結果、食べやすいお粥やうどんなどの炭水化物摂取量の増加、
肉、魚、野菜や果物などのタンパク質、ビタミン、ミネラルの不足などにつながります。
肥満になる割合が高まったり、栄養不足により運動機能の低下なども起こります
咬合力の維持、改善の為にも、お食事はしっかり噛んで食べましょう
適切な栄養摂取を行い、全身の健康を保つことでフレイルや介護予防につながります。
最近、ご飯が食べにくいなどお悩みの方は是非当院にご相談ください
DH 小林
参考「日本歯科医師会 口腔機能低下症に関する基本的な考え方」