こんにちは。
安佐北区亀山のうつのみや歯科です
寒い日が続きますが皆様、体調を崩されていませんか??
暖かい日が来るのが待ち遠しいですね
先日、院長と衛生士2人でセミナーに参加致しました。
セミナーの内容はこちらです。
研修1「障害児歯科治療の基本的対応」では、
障害児は新しい環境に適応するに時間がかかります。
受け入れが難しく不安や恐怖に対してコントロールが難しいため、
治療に来院された際にはいきなり治療するをするのではなく、
個人個人に合ったスピードで根気よく接することが大切だと
学びました。
また、安全な歯科治療をするために環境調整をします。
まずは軟らかめの歯ブラシでのブラッシングでリラックスできるように
なります。開口が可能になれば刺激の少ない治療から徐々に
練習をして、患者様との信頼関係をつくりながら最終的な歯科治療が
行えるように段階をあげていきます。
それらの行動療法について学びました。
例えば、自閉症の方は言葉での説明よりも視覚的情報の方が
理解しやすい特性を持たれている場合が多いそうです。
そのため、治療の手順を絵カードで提示し、
順番通りに進めていくことで受け入れが容易になります。
研修2「地域包括ケアにおける歯科医師の役割」では
①歯科医師の役割は「在宅歯科医療の推進」と
「介護予防(口腔機能向上)」である。
②歯科医師は、地域包括ケアを担う一員として協調性を
持ちつつ専門性を発揮すべきである。
③医療介護連携(多職種連携)が不可欠である。
と学びました。
研修3「障害福祉の現状」では障害者福祉策の歴史について学びました。
研修4「地域連携」では医師への対診書で対診する際に問題となる
代表的な疾患の特徴
①抗凝固薬/抗血小板薬
➁肝疾患
③腎疾患
④糖尿病 について学びました。
今回、学んだ事を日頃の診療に少しでも生かせるように
心がけていきたいと思います。
衛生士として今回学んだ行動療法を実践して少しでも患者様に
怖くない、痛くない治療を提供していけるように日々頑張りたいと思います。
今回講演してくださった先生方、貴重なお話をしてくださり
ありがとうございました。
DH 京極