暑い日がここ最近もずっと続いております
弊社でもお盆前まで沢山の墓石工事をさせていただいており、ブログを中々更新できませんでした
お彼岸までに2件墓石工事がありますので、基礎工事や墓石の加工、文字彫りなどをしております
その中でお盆までに建てさせていただきました、墓石工事を載せたいと思います
工事の内容は既存墓石約45基の解体・据替工事(寄せ墓工事)と津山型1尺角五輪塔地上納骨型・津山型9寸角布団2重台地上納骨型(代々墓)工事・1.3尺丸置き灯籠(台座付き)・巻石工事でした
墓石の加工から完成までの期間を入れると約半年でした。
石種は愛媛県:大島石(高瀬)1等材で作らせていただきました
愛媛県:大島石(高 瀬)1等材
《棹石・布団・中台天目取り》
工場にて加工
墓石作りを体験してしていただきました
着工前
既存墓石解体・開始()
解体完了・整地
既存墓石据えなおし
既存墓石据付
墓石基礎工事
鉄筋コンクリート基礎
(D10異形棒鋼・ワイヤーメッシュ使用)
全ての基礎工事は国家資格である2級土木施工管理技士が責任を持って施工しております。
そのため、頑丈な基礎工事ができます。
コンクリート圧は約120mm
墓石の据付
地上納骨型のための納骨室内に棚を設置
柱にホゾが付いており、天板のホゾ穴に差し込む
耐震対策
免震パッド『礎』を設置 特許取得
7月23日 完成
工事規模としてはかなり大きな工事でしたが、職人1人1人が高い意識を持って墓石づくりから墓石工事まで丁寧に工事をしてくれたため、とても良い工事ができました。
運搬路もやや距離がある山道でしたがケガやトラブルもなく工事が出来ました。
既存墓石が45基あり解体・据替をするだけでも大変でしたが、歴史ある施主様の墓石工事をさせていただけた事にとても感謝しております。
完成予想図で大体のイメージは湧いていましたが、やはり工事が完成して改めて墓石を見ると本当に立派なお墓ができました。
既存墓石(古いお墓)を寄せ墓にして残したからこそ立派な墓地になっと思います。
既存の古いお墓を今の時代は、墓地のスペースの問題、管理の問題などで廃棄処分されるケース(お墓じまい)が多いですが、やはり、ご先祖様があっての自分達なわけでありますので、もし、スペースに余裕や管理ができそうであれば少しでも残し寄せ墓などにすることを考えていけば先祖様やお墓自体を大切にできるのではないかと思います。
お彼岸までまだまだ暑いですが、日々精進してより良いものを作れるように頑張ります。
樹相