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†幸せへ続く道†

~子供と2人の幸せ日記~


こっこは本当によく泣く。


泣くたびに最後は
「ママがいいの~。ママがいいの~。」
と泣き縋る。


それはまるで母の愛を受けていない子供のように…。

まるで母がいなくなるのではと不安に怯えている子供のように…。



そして大好きなお友達がいてもママと離れたがらない。


離れたらそのまま会えない、置いていかれると不安でたまらないかのように…。



私はそんなこっこを見るのが辛かった。


私がこっこをこんな不安だらけの子供にした。


こっこが泣くたびに、私から離れないたびに
「なんで、この子は…」
そう思いながら私が責められているような気がしていた…。


でも違っていた。
そんな風に感じた自分が恥ずかしくなった。


そして、大好きが止まらなくなった。


それは先日あの映画をみてから…。


――――――――――――――

先日、親友と一緒にドキュメンタリー映画を観に行った。


「宇宙(そら)の約束」すべてはいつかのいい日のために…


そしてその後山元加津子さん(通称かっこちゃん)の講演も聞いた。



かっこちゃんは特別養護施設の先生。
障害をもつ子供たちをお友達と呼び、心の交流を続けている。


そんなかっこちゃんがお友達を通し沢山の教えられたエピソードを私達にも教えてくれた。



かっこちゃんはお友達からこう質問されました。

「大好きはうれしい?」
「嫌いはかなしい?」

かっこちゃんは
「大好きはうれしいよね。」
「嫌いはかなしいよね。」
と答えました。

すると今度は
「なんで大好きはうれしいの?」
そう質問されたそうです。


そこでかっこちゃんは悩んだ末に思ったそうです。


大好きがうれしいのはもしかしたら人間の一つ一つの細胞にそう書き込まれているのでは。
もしかしたら、まだお母さんのお腹の中のたった一つの細胞の時から大好きはうれしいって知っていたのでは…。
そんな風に宇宙の「約束」があるのでは…。




その瞬間、


私はこっこが私のお腹の中にいた時に戻った。


こっこはまだちっちゃな細胞だった。


私はこのまだ細胞の塊の赤ちゃんがいとおしくていとおしくて…


大好きが溢れだしそうだった。


きっとお腹の赤ちゃんはそんな私の想いを細胞の時から感じていたのかもしれない。



だからこっこはママの事が大好きで大好きで…、
無条件にこんなにも私の事を愛してくれている…。


そう思った途端、思いが込み上げてきて涙が溢れだした。


そしてこっこへの思いも一緒に溢れだした。



「こっこが大好き!大好き!大好き!」



そして流れた涙は私の心の濁った水晶も綺麗に洗い流してくれた。






帰り道、こっこに聞かれた。


「ママ、また泣いたの?」

「うん!沢山泣いちゃった。でもね、悲しい涙じゃないよ。心がポカポカ温かくなる涙だよ。沢山泣いたらね、ママもっともっとこっこが大好きになっちゃった!」


「こっこもママ大好きだよ。」


「うん。いつも大好きって言ってくれてありがとう。ママすごく嬉しいよ。」


「こっこも~ドキドキ


すでに日も落ち暗い帰り道、2人の心はポカポカにピカピカに輝いていた。