その日は明け方まで何度も何度も結果的に1000回以上以下の言葉を言い続けました。


1.幸せだなあ

2.豊かだなあ

3.ありがたいなあ

4.やってやれないことはない、やらずに出来るわけがない。

5.ついてる


すると不思議なことに昨日まで自分に襲い掛かっていたネガティブな感情や絶望感というのがたった一晩で

かなり影を潜めてしまったのです。


むしろ、24時間前の自分とは打って変わって信じられないくらいに気持ちも体も軽くなりむしろほんの少しの希望すら感じるようになってきたのです。


しかし、変化に気づいたのは自分よりも友人でした。


なんだか気持ちが軽くなったので連絡してみたら「なんか元気になった?」って言われました。

確かに、元気になりました。


そして昨日読んだ本をもう一度読み返しました(斉藤一人さんの本)

すると、昨日よりもさらにほんの内容の意味がわかり、楽しくてその日も暇を見つけてはたくさんたくさんさっきの言葉を言いました。(もちろん今も継続中です)


そういう暮らしを続けて3日目、なんとそれまで苦しみ続けていたうつ病が本当にたったの3日で治ってしまったのです(笑)

気持ちがとっても軽くなって、楽しくなって、久々に出かけたりしたいって思うようにもなりました。


すると気持ちが変わると不思議なものです。

それまで自分が問題と思っていたことが解決したり、また問題と感じなくなったりして山のようにあった問題が

一気に解決に向かって言ったのです。


人間悪いことも重なるとは言いますけれど良い事もこうして重なるものですね。





その本で書いてあったことを読んで大事なことに気づくことが出来ました。

それは「言葉の力」です。


元来、日本語には「言霊」という言葉があり言葉は力を持っているということです。

自分自身でうつ病から抜け出すことが出来ないならば言葉の力を借りれば良い、そういうことでした。


その本の中には良い言葉としてこういうことが書かれていました。


1.幸せだなあ

2.豊かだなあ

3.ありがたいなあ

4.やってやれないことはない、やらずに出来るわけがない

5.ついてる


この言葉を千回言えば誰でも幸せになれると・・・。



そしてその日の夜、僕は早速実行してみました。

正直最初の100回くらいまではぜんぜん本当はそう思えない自分がいるので言えば言うほど逆に辛くなります。

今が辛くて苦しいのにそんな思ってもないこと言う気にになれない。そう思ってしまったのが本音です。

しかし、それでも粘って続けてみると不思議と少し気分が変わってきたのを覚えています。


200回を越えた辺りからだんだん

「そういえなんだかんだ言ってちゃんとご飯も食べれて幸せ」とか

「上手く行ってないとはいえ好きなことを仕事に出来てるんだからありがたい」とか

「平和な日本に生まれてついてる」

とかそういう風に思えるようになってきました。



その夜、僕は夜からこの言葉を言いはじめ、とりつかれたみたいに明け方まで上の5つの言葉を唱えていました。




以前の記事にも書いたとおりで相変わらず僕は自殺願望を抱くような生活を送っていました。

しかし、実際のところは自殺したいというわけでなく誰かに殺して欲しいという願望だったというのが正確な表現です。


しかし、ある日そんな僕にうつ病を抜け出す転機が訪れました。

そしてこの日の3日後、僕はなんとうつ病から抜け出すことに成功したのです。


きっかけは友人がくれた一冊の本でした。


とある成功者の方の本だったのですけれど、それはビジネスのハウツーが書かれているものでなくいかに心を

豊かにするかということが書かれていたものでした。


その中に書かれていたことでこんな感じのことが書いてありました。


「人間の心の大きさはコップ一個で、その中に水が入っている。そしてそのコップの中に水をポタポタとたらしているわけなんだけれどそのたらす水というのが言葉で愚痴や不平、不満を聞いたり言われたりしているとどんどん濁った水をたらしているようなものでありがとうとかそういうきれいな言葉を言えば言うほどきれいな水をたらしていることになっている。だからそのコップがきれいになるまで言葉をたらし続ければ良いわけでその回数は千回だ。」


自分なりの表現で書いてみましたので正確ではありませんがだいたいこんな感じのことが書いてありました。


当時ため息を一日に何回もついて愚痴、不平、不満、泣き言ばかり言っていた自分はまさにコップに濁った水をたらしているそのまんまなんだということに気づかれました。


そして、なぜかそれまで凝り固まっていた考えが一気にほぐれて、そして実践してみようと思ったのです。

思い返してみればこの時に初めて心から改善したい、この状況から抜け出したいということをはじめて心から思えたんだと思います。


それまでは誰かにわかってもらってから、認めてもらってからじゃないと改善する気になれないという気持ちがあったのが本音です。

そのときに思っていた自分の本音はたくさん友達に気をかけてもらいながらも本当は「がんばれ」じゃなくて

「オマエは何も悪くない、悪いのはオマエの気持ちを理解できなかった周りや俺らや、ごめんなさい」とか

「俺がお前みたいな状況やったら絶対に耐えられへんわ、オマエすごいな!!」とか

「悪いのはお前じゃない、うつ病が悪いんや」

とか言われたかったんだと思います。


口では「自分が悪い」とか「周りに迷惑をかけている」とか言いながらそれは本当は自分に関心を集めるための餌で本当はプライドが高くて、自分は間違っていないと誰かに言って欲しかったのです。

そしてありのままの自分を受け入れ評価して欲しかったのかもしれません。


なので当時、本当は改善する気は何もなかったというのが本音だったんだとそのとき気づきました。


ちなみにその本というのは斉藤一人さんと言う方の「絶対成功する千回の法則」という本でした。

絶対成功する千回の法則



その頃から自殺を本格的に考え始める自分がいました。


家で一人で包丁を自分に向けてみました。

そしておなかにほんの少し刺してみました。


「とても痛い・・」


少し刺したところで血が流れ、僕は怖くなって自分に向けて刺した包丁をすぐに戻しました。

武士には切腹という儀式がありましたけれど僕にはとても出来ません。

そして血は流れましたが正直すぐに戻したのでたいした怪我でなかったのが今思えば幸いです。


人間というものはたくさんの矛盾を抱えていて、死にたいと思いながらも包丁で刺さった痛みがつらいのです。

なのでそのときは自殺することを断念しました。


そして、そんな行動をとったときに僕が思い浮かんだのは親の顔でした。

幸い、両親は健在で心温かい人間でした。

特に母親が泣きくづれる顔を想像するととても自分で自殺するという行為が出来ないという風にも思いました。

もちろんうつに苦しんでいることを実家の両親には話していませんでしたので・・・。


自殺がだめなら誰かに殺して欲しい、いつしかそういう風に思うようになりました。

今誰かキチガイが現れていきなり俺の頭をピストルで打ち抜いてくれないか?

そんなことを思うようになりました。

それでも結局両親が悲しむことに変わりはないのですけれどその方が罪悪感が少しはマシなような気がしたからです。


しかし死にたいと思った自分の感情は今思い出してみると自分に周りに対して理解を求める最終形だったのかもしれません。


また、生きてることに絶望を感じてしまうとむしろ死後の世界の方がいいんじゃないかと言う愚かな選択肢が自分自身に浮かんできてしまうようです。


前の記事に書きましたけれど真意は僕はわかりませんが霊能者に言わせるとそういう死に方をすると成仏できず浮遊霊になってしまうらしく今の辛い状況がずっとずっといつまでも続いてしまうそうです。



やはりその後自分のうつ病はさらに進行して行き、もう何もかも嫌でやめてしまいたいという状況になりました。

しかし、病院に行く気にもなれず部屋で横になっていることが多かったのです。


この頃になると親身になってくれていた友達はすでに誰一人いませんでした。

しかしそれも無理はありません、僕を元気付けようと思って何を言っても聞く耳を持たないどころかむしろ逆に八つ当たりされてしまうくらいでしたから。


正直、そんな自分が嫌で仕方なくなりました。

「そういえば昔はこんな自分じゃなかったのに」なんて少し客観的に自分を観察して驚きすら覚えました。


「迷惑かけてごめん」

急に友達に電話して謝ったりしました。


でも、本当は謝りたいことが本当の目的ではなくここでもまた自分の辛さをわかって欲しいという気持ちが本音だったんだと思います。

もしくは「俺がこんなに苦しんでいるんだからオマエが何とかしてくれよ!!」とか「オマエもこの状況になってみたらいいねん、そしたら俺の気持ちがわかるわ。」っていう傲慢な気持ちすらありました。

しかし友達はうつ病ではありませんのでその気持ちを理解することは不可能です。

だってうつ病の気持ちはうつ病の人間にしかわからないのですから。


そしてもちろん状況は改善しません。むしろそんな気持ちで暮らしているので悪化の一途をたどっていました。

むしろ上手く行っていない状況の方が自分には都合よく感じてまわりに「ほらね、だから言ったじゃないか」って

本音では言いたいと思っている矛盾した自分がそこにいたのを覚えています。


そして、いよいよ本格的にみんなからそっぽ向かれて相手にされなくなり、無気力と絶望感もピークを迎え自分自身にある感情が生まれました。


「もう、死にたい」


生まれて初めて感じた自殺願望です。

生きてることが辛すぎるとむしろ死後世界の方がよっぽど楽に感じてそっちの方がいい選択肢のように感じてしまうようです。


ただ、実際は霊能者に言わせると自殺しても成仏できずそのまま浮遊霊になってしまい状況はむしろ余計に辛くなってしまうようですけれど・・・。




その後、自覚したこともあり僕のうつ病はどんどん加速していきました。


朝起きて、よく一番にため息をついていました。

天気もよくて気持ち良い朝の筈なのに気持ちは絶望的です。

一人暮らしだったので誰も話を聞いてくれる人はいませんし慰めてくれる恋人もいませんでした。


「どうせ何もかわらない、どうせ誰もわかってくれない、どうせ問題は何も解決しない・・・」


希望なんてものはどこにも見つけられず、ただ次々に襲い掛かってくる絶望感から自分を守りなんとか暮らしていることで精一杯でした。


無気力で出かけたり動く気になれませんでした。

部屋にいてもずっとパジャマのまま横になっていることがほとんどで何をするのも面倒に感じます。

それでじっとしているので余計なことをたくさん考えては余計に落ち込むというサイクルを繰り返していました。

また、今のこの状況が解決しない限り何をする気にもなれない心境でもありました。

一日の中で唯一喜べる時間といえば食事のときくらいで、結果的に食べることでストレスを発散していたのか

体重もものすごく増えてしまいました。


それでも当時、一応自分なりの努力もしたつもりです。

どうにかしてこの状況を改善できないかと?


心優しい友人の何人かは僕にいろいろとアドバイスをしてくれました。

「こういう風にしてみれば?」

「ああいう風にしてみては?」

そう僕に伝えてくれました。


しかし、当時の僕はそんな友人の配慮にも「でも」「だって」「オマエの場合ならうまくいくかもしれないけれど」とか

言いながら否定していました。

時々言われたとおりにやってみるも自分からすぐにあきらめてうまく行かない方向に落ち着いて

「ほら、やっぱり無理だった」とこぼしてしまう始末でした。

上手くいくわけがないと思い込むと同時になぜか上手くいっては困るという変な感情があったのも確かです。


なので本当のところを言うと友人にも改善したいと言って相談していたのではなくてわかって欲しいというサインを出していたのかもしれません。


そして、僕のうつ病はさらにどんどん進行していきました・・・。





僕がうつ病に悩まされていた時期はもう数年前のことです。

今は楽しくて充実した日々を送り、うつが再発することもありませんけれど当時は深刻なうつ病に悩まされていました。


最初の頃は元気がなく、落ち込み気味の日々が続くところから始まり、最終的には自殺寸前まで行ってしまうという苦い経験をしています。

もちろん、自殺していないので今こうして文章を書くことが出来ているんですけれどね(笑)


思い返せばある時を境にうつになっていった自分を覚えています。

当時、僕は仕事や人間関係がとてもうまくいっていなくてストレスのたまる日々を送っていました。

なのでそのストレスを発散したいというのもあって週末なんかに家で一人でいるのがもったいないような気がして友達を誘おうと連絡して約束を取り付けるのですけれど「じゃあ、今から行くよ!!」と約束をして電話を切ったあと、自分から誘っておいてなんだかやっぱり行くのが面倒くさい、どうせ行っても面白くないだろうと感じることが増えてきた頃が始まりだったのだと思います。

楽しいことをしようとしているのになんだかネガティブで絶望的な感情が顔を出すようになりました。

その時期を境に僕のうつはどんどん悪化していきました


その頃もちょうどそのときうまく行っていなかった仕事や人間関係の愚痴を聞いてもらっていました。

でも、自分自身どんどんエスカレートして言って最初の頃は「うん、わかるよ」と言ってくれていた友達も電話しても会っても暗い話題しか話さない僕の行動や言動に嫌気が差し、話を聞いてくれる友達も一人減り、二人減り気がつけば周りから煙たがられてしまう存在に自分自身がなっていったのです。


その状況が僕自身のうつ病をどんどん加速させていきました。


「こんな自分が嫌だ」

「回りに迷惑かけるくらいならいっそいなくなってしまったほうがいいんじゃないか?」

「どうせ何をやってもうまくいかない」

「生きてくことがつらい」

「どうせ誰もわかってくれない、でも本当はわかってほしい」


ネガティブでマイナスな絶望的感情の嵐です。

仕事もろくにしなくなって金銭的にもどうしようもなくなり、リセットしてやり直したいなんて本気で思っていました。


その頃になると不思議なことで少しいいことがあってもそれが原因で余計に落ち込むことがよくありました。

少しいいことがあってもまるでそれを押しつぶそうとするかのごとく10倍くらいのネガティブな感情が押し寄せてくるのです。


そのときの僕の行動といえば顔はいつも下を向き、一日に何度も何度もため息をついて人と会えば暗い話題ばかりしていました。

今思えば自分自身のそういう行動もうつの進行を早めてしまったんだと思います。



そしてある日話を聞いてもらおうと友達に電話したときに友達にこういわれました


「オマエ、自分に甘いんちゃうん?」


いい加減友達も僕にあきれていたんだと思います。

そのときに自分がうつになってしまったと友達に言ったところ友達はうつ病自身を否定してただおまえ自身が甘いだけという旨を僕に伝えたのです。


そのときに僕は爆発してしまいました。

表面上は友達にも申し訳ないって素振りをするのですけれど本心では本当にわかって欲しいと思っていただけにまるで氾濫した河のように一気に感情があふれ出してしまいました。

電話でしたけれど大声で「ワーー!!」って叫び泣き叫び、その後部屋で大暴れしてしまいました。

爆発して家具も壊してしまいました。


我ながら鈍感なのですけれど、このときに初めて自分がうつ病だということに気づきました。

そして、同時にその頃からが本格的な苦しいうつの時期の始まりでした・・・。