プロローグ | 僕はうつ病に殺されたくない!

僕はうつ病に殺されたくない!

うつの恐怖と闘いながら僕は生きている。  (実話をもとにしたフィクションです)

自殺するヤツなんて、馬鹿だと思っていた。

何も死ななくてもいいだろう。

借金があっても、人間関係に疲れても、大好きな人を失っても、あの世じゃなくても逃げる場所はいくらでもあるのに。

確かにイヤなことも多いけど、生きていればきっと楽しいこともあるよ。

だって、せっかく生まれてきたのだから、死ぬなんてもったいないじゃないか。


ついこの間までは、そう思っていたような気がする。


ごめんなさい。

僕は何にも解っていないようだ。

人は何のために生きているのか。

人類の未来には何があるのか。

答えられる人がいるのなら、教えてほしい。

どんな答えを聞いたとしても、今の僕はそのすべてを否定するだろう。

だって、生きていたって楽しい事なんてひとつもないじゃないか。

こんな苦しい思いをするために生きているのなら、生きていたくないよ。