本日は久し振りの「最新フレンチ・ポップス」になります。

 

 いつものように「ネタ元」はApple Music《Variété (フレンチ・シャンソン)》です。

 

 今回のテーマは「古くて新しい曲」

 

 ベテラン歌手による最新曲、そして新しいアーティストによるお馴染みの曲を取り上げます。

 

 まずはミシェル・フュガン(1942年〜/82歳!)の新曲(7月5日リリース)“Paris”をお聴きいただきましょう。

 

    

 

 

 間奏のアコーディオンの音色が「パリの空の下」を彷彿させるような、何ともノスタルジックな曲調ですね。

 

 「愛の歴史(Une belle histoire)」のリリースが1972年ですが、まだまだ若々しい元気な歌声を聴かせてくれています。

 

 続いてはアーサー・テブール(Arthur Teboul)「ゲッチンゲン(Göttingen)」(バルバラ)をどうぞ。

 

 俳優でもあるアーサーは1987年生まれの36歳。ピアノ伴奏を担当しているバティスト・トロティニョン(Baptiste Trotignon)はジャズの世界では「超絶技巧」のピアニストとしてかなりの有名人とのことです。

 

 2年前(2022年)の二人の共演映像がありました。

 

 なお「ゲッチンゲン」を含むNewアルバム『Piano Voix』は8月30日リリース予定です(購入決定❣️)。

 

 最後は、まず何の先入観もなく曲からお聴きいただきましょう。

 

 オリジナルはニノ・フェレール(Nino Ferrer)が作った「憧れの地平線(Le sud)」(1975年)ですが、これを様々なバージョンでリミックスしています(全8曲)。ちなみにアーティスト名は〈Guts & Florian Pellissier feat. Caetano Malta〉となっています。

 

 オリジナル歌唱もどうぞ。

 

 なおニノ・フェレールは1998年に64歳の誕生日の二日前に自ら命を絶ってしまいました。

 

 この曲はイージーリスニング・オーケストラも演奏していましたね。カラベリの演奏でどうぞ。