先週の土曜日(6/1)に、群馬県の中之条町にあるバイテック文化ホールで開催された《ナターシャ・グジー・チャリティコンサート》に行ってきました。

 

 

 

 1,000名弱を収容するホールはほぼ満員で、1曲終わるごとに熱い熱い拍手と声援に包まれていました。

 

 まずはナターシャ・グジーについて簡単に紹介させていただきます(ホームページより)。

 

 ウクライナ生まれ。
 ナターシャ6歳のとき、1986年4月26日未明に父親が勤務していたチェルノブイリ原発で爆発事故が 発生し、原発からわずか3.5キロで被曝した。
 その後、避難生活で各地を転々とし、キエフ市に移住する。
 ウクライナの民族楽器バンドゥーラの音色に魅せられ、8歳の頃より音楽学校で専門課程に学ぶ。
 1996年・98年救援団体の招きで民族音楽団のメンバーとして2度来日し、全国で救援公演を行う。
 2000年より日本語学校で学びながら日本での本格的な音楽活動を開始。
 その美しく透明な水晶の歌声と哀愁を帯びたバンドゥーラの可憐な響きは、日本で多くの人々を魅了している。
 2005年7月、ウクライナ大統領訪日の際、首相官邸での夕食会に招待され、演奏を披露。
 2016年7月、これまでの活動が評価され、外務大臣表彰を受ける。
 コンサート、ライブ活動に加え、音楽教室、学校での国際理解教室やテレビ・ラジオなど多方面で活躍しており、その活動は教科書にも取り上げられている。

 

 その美しい歌声とバンドゥーラの神秘的な響きはもちろんのこと、誠実で楚々としてその人柄にすっかり魅せられてしまいました。

 

 流暢な日本語で優しく語りかける言葉の一つ一つにも、彼女の背負ってきた過酷な人生や、その想いをしっかりと感じ取ることができました。

 

 「ウクライナと日本の架け橋になりたい...」

 

 そんな彼女の気持ちに寄り添いながら、コンサートで歌われた曲のいくつかを、改めてUPさせていただきますので、その歌声をご堪能くださいませ。

 

 

 

 

 

 ちなみにこの曲は1971年にパブロ・カザルスが国連で演奏したことで広く知られるようになりました。

 

 

 

 

 

《ジェットストリーム〜イージーリスニング名曲名盤コレクション》