その昔(1980年代)、サントラ盤のレコードを買った時の邦題は『悲しみのローラ』となっていました。

 

 

 

 このソフト・フォーカスを用いたジャケット写真からもお分かりのように、監督はデヴィッド・ハミルトンです(映画『ビリティス』等)。

 

 そして音楽を担当したのが、あのパトリック・ジュベでした。

 当初、ピエール・ポルトが音楽を担当する予定でしたが、監督と喧嘩して降板となり、P.ジュベに代わったとのことです。

 

 まずはテーマ音楽をお聴きいただきましょう。

 

 パトリック・ジュベ自身の歌う“ One Way Love ”という曲(英語)もありました。

 

 1980年代はまだパトリック・ジュベの日本盤も何枚か出ていましたが、他のフランスのアーティストと同様、CD化の波の中で、完全に日本の音楽シーンからは消え去ってしまいました。

 

 さてここで映画の「概要」をご覧いただきましょう。

 

 少女の可憐な姿を芸術的な描写で魅せるデビット・ハミルトン監督が、思春期の繊細な心を描く。主演は「ラブINニューヨーク」「禁断の惑星エグザビア」のドーン・ダンラップ。そして2度のボンド・ガールに抜擢されたスウェーデン女優、モード・アダムスが、妖艶な肉体で色を添える。オーディションで厳選された美少女たちが醸し出す、乙女の繊細な心を見事な演出で映像化している。

 

 たまたまアマゾンでBlu-rayを見つけ、「4Kリマスター」の謳い文句に惹かれて購入してしまいましたが...「ソフトファーカス」のためというよりも、映画そのものの画質が悪く、もう一つ映画に「没入」できませんでした。

 

 映画を見終わった後、知ってしまったのです...何と、Amazon Primeでは「無料」で見られることを...。