私の父が車の免許を取得したのは、40代になってから(私が中学生)でした。

 

 そして初めて我が家にやって来た車は、日産ブルーバードUでした(1974年)。

 

 

 

 私はこの車のカーステレオで、その名前も知らぬままに、ポール・モーリアの音楽と出会ったのです。

 後になって判明したのですが、父の知人に録音してもらったカセットテープに録音されていたのは、このレコード(1974年発売)でした。

 

 

 

 このアルバムから1曲、ミレイユ・マチュー「果てしなき愛(Donne ton coeur, donne ta vie)」をお聴きいただきましょう。

 

 今でもこの曲を聴くと、中学生の頃の自分とブルーバードUが思い出されます。

 

 その後、父は日産ローレルを3台乗り継ぎ、その後も日産のローレル・スピリット、最後は日産のティーダ(2008年〜)に乗っていました。

 

 

 

 一昨年の3月、父が他界した時、私の長男が乗りたいとのことで、ティーダの車検を通しましたが、この11月に再び車検の時期を迎えることとなりました。

 先日、長男がスバルクロストレックに乗り換えるとのことになり、いよいよ「廃車」となる運命だったのですが、買取業者に持って行ったところ、「2万円」という金額を提示されました。

 

 15年前の車であることを考えれば妥当な金額なのでしょうが、走行距離が「8万㎞」と考えると、まだまだ乗れるかなぁ...と、私は急に「別れ」が辛くなってしまったのです。

 

 結局、¥125,247を支払い、車検を通しました。

 

 とりあえず実家(みなかみ町)に置いておいて、次男や姪っ子が帰省した時、あるいは父の墓参りの時に母を乗せていくにはちょうど良いかなぁ...と思っています。

 

 さて話は変わりますが、ティーダを自宅に配送して貰った日産のサービスの方と色々と話したのですが、ここからは《日産に物申す❗️》という話題になります。

 

 私の最初の車も日産のシルビアであったという話は度々してきましたが、2023年現在、日本では日産に「乗りたい車がない❗️」という結論に至りました。

 

 なぜなら「胸がときめく」ような「ワクワクする」Cセグメントに分類される車が1台もないのです。

 

 外車ならフォルクルワーゲンのゴルフ、プジョーの308、国産車ならMazda 3、ホンダのシビックといったあたりでしょうか...?

 

 ノート(オーラ)があるじゃないか...と思われる方もいらっしゃるでしょうが、確かに良い車(試乗してe-Powerの素晴らしさは実感❣️)だとは思いますが、如何せん、サイズがちょっと小さい(特にトランク容量)。

 

 ずっとワゴンを乗り継いできた私は、かつてのブルーバードプリメーラのような大きさで、セダンorワゴンが出ることをずっとずっと心待ちにしているのですが...。

 

 一方、海外(アメリカや中国)では魅力的な日産車が沢山あるのです。

 

 最近、こんなニュースを目にしましたが、残念ながらEVかぁ...⁉︎