時々《ヤフオク!》のページを覗くと、「閲覧履歴からのおすすめ」という表示が現れます。

 

 そして先日、「これはいかが?」と表示されたのが『ダニエル・リカーリ1976 日本公演プログラム』(¥1,000スタート)でした。

 

 

 ピエール・ポルトのゲストとして来日した時の公演(1981年頃)には行ったものの、単独コンサートには行くことができませんでした(多分、それ以降の来日公演はなかったと思います)。

 

 結局、1,000円で落札できましたが、送料が着払いで1,200円でした...。

 

 1970年代のダニエル・リカーリは、フランシス・レイレイモン・ルフェーヴルと共に来日するなど、「スキャットの女王」として日本でも大人気でした。

 

 『ポピュラー・レコード総カタログ』(1976年 音楽之友社)には、実に14種類ものレコードが掲載されています。

 

 残念ながら、サン・プルー(ふたりの天使)ポール・モーリア(エーゲ海の真珠)の「生歌(スキャット?)」は聞くことが叶いませんでしたね。

 

 改めて1976年のコンサート・プログラムを見ると、日本国内で20回(18カ所)の公演が行われています。

 

 東京では9月27、28、30日の三日間、中野サンプラザで開催されています。いかに人気があったかを知ることができますね。

 

 曲目は全部で31曲が掲載されていますが、本日は「私のお気に入り」を何曲がお聴き頂きましょう。

 

 まずはD.リカーリの名前を一躍有名にした「シェルブールの雨傘」(映画でカトリーヌ・ドヌーヴの吹き替え担当)をどうぞ。

 

 「ふたりの天使」はライヴ録音(バックのオーケストラはレイモン・ルフェーヴルでしょうか?)でどうぞ。

 

 フランスのテレビ番組から「ペルシャの市場にて」。ピアニストはジャッキー・カスタン、そしてオーケストラの指揮はピエール・ポルトですね!

 

 そのピエール・ポルト作曲の「恋のプレリュード(Prelude pour un amour)」をどうぞ。

 

 D.リカーリが日本の世界歌謡祭に参加した時の曲「愛は菫につつまれて(Une Vie)」もお聴きいただきましょう。ちなみにこの曲の作曲者はクリスチャン・ゴベールです。

 

 最後はレイモン・ルフェーヴルをバックに「アルビノーニのアダージョ」をどうぞ。ここでもピアニストはジャッキー・カスタンです。

 

 

 

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