ヴァンゲリスの音楽を初めて聴いたのは、ポール・モーリアの1977年のコンサートで、この曲でした。
ポール・モーリアの邦題は「星空のプロムナード」。程なくヴァンゲリスのオリジナルの“Pulstar”を聴きました。
その後、ヴァンゲリスの日本盤レコー『動物の黙示録(L'Apocalypse des Animaux)』を購入。
このアルバムから「海辺の少女(La Petite Fille de la Mer)」をお聴きいただきましょう。
この曲はその後イタリア語の歌詞がつき、ミルヴァ(MILVA)によって歌われています。
そして映画『炎のランナー(Chariots of Fire)』(1981年)音楽を担当し、見事にアカデミー主題歌賞を受賞。豪華なライヴ映像からご覧いただきましょう。
日本映画『南極物語』(1983年)の音楽も担当しました。タロ、ジロとの再会シーンが忘れられませんね!
映画では1992年の『1492 コロンブス(1492 - Conquest of Paradise)』、1994年『ブレードランナー(Blade Runner)』もヴァンゲリスでした。
2019年にはピアノ・ソロのアルバム『ノクターン(Nocturne: The Piano Album)』もリリースしました。
ヴァンゲリスの音楽と共に過ごした40年余。大好きな、そして偉大な音楽家が、また一人この世を去ってしまいました。
2022年5月17日、新型コロナウィルスの治療を受けていたフランスの病院で死去(79歳)。
アフロディテス・チャイルド(Aphrodite's Child)時代、その他のアーティストとの共演についてはまたの機会に。