群馬県の伊香保にある竹久夢二伊香保記念館では、毎年夢二の誕生日(9月16日)の前後2週間に限って、「黒船屋」が公開されています(今年は23日まで)。
先日(14日)、兄貴分のH氏と共に、今年も「黒船屋」詣に行ってきました(連続で5回目)。
見学の後、どこかでお茶をしようということになり、とあるホテルを訪ねたところ、入り口に「休館中」の看板が...。
コロナ禍の平日(火曜日)ということもあり、伊香保の街は驚くほど閑散としていました。
そこで「!」と脳裏に浮かんだのが、日本シャンソン館の〈カフェ ロゾー〉でした。
H氏とともに、シャンソンの流れる店内で、それぞれ美味しいハーブティーを頂きながら、実に優雅で「癒しの時間」を過ごすことができました。
さて数日後、私たちと全く同じルートを辿った一人の女性がいました。
シャンソン歌手の高橋絵実さんです。
*2017年「次世代シャンソン歌手発掘コンテスト」記念コンサート
(日本シャンソン館にて)
そして翌2018年にはこんなコンサートも開催されました。
詳しくは絵実さんのブログをご覧くださいませ。
さてそんな高橋絵実さんの新曲「夢うつつ」がYouTubeにアップされています。
原曲はフランシス・レイ作曲の映画『別れの朝(Le Petit Matin)』のテーマ音楽ですが、絵実さんの〈ベルベット・ヴォイス〉により、見事なまでに情緒溢れる日本の歌曲に仕立てられています。
まずはフランシス・レイのサントラ、ポール・モーリアのカバー、そしてニコレッタの歌声をお聴きください。
それでは高橋絵実さんの「夢うつつ」(arr.今野勝晴さん!)をどうぞ。
絵実さんのオリジナル曲「珈琲彼女」も是非お聴きください。
現在、『別れの朝』のDVDは「激レア」となってしまいました。
そしてサントラ盤は、『ある愛の詩』盗作問題の影響で未だCD化されず...。
詳細はこちらに書きました。