一昔前であれば、休日ともなれば、『レコードマップ』を携えて、東京のレコード店巡りをするのが「密かな(?)」楽しみであった。
上野、秋葉原、銀座、六本木、渋谷、時には自由が丘や吉祥寺まで足を伸ばし、そして最後は高田馬場というコース(高田馬場から入る場合もある)。
こうして中古レコード店を訪れるのは何年振りだろうか...。
群馬県の富岡インターから乗り込み、およそ1時間。
『芽瑠璃(めるり)堂』は、埼玉県坂戸市の閑静な住宅地、マンションの2Fにあった。
以前、歌手の琴音さんが同店を訪れて、SNSにアップされていたことが、同店を知るきっかけとなった。
店内中央には整然とLPやEPが棚に並べられてはいるが、ジャンル分けされてはおらず、邦楽、洋楽が混在している。
こんな混沌としている中から「掘り出し物」を探し出すのも、また楽しからずや...。
収穫は以下の通り。
◯SAMURAI /クリストフ(何と日本盤!)
◯ライヴ・イン・ジャパン/シャルル・アズナヴール(CDはあるが、対訳がある)
◯De L'autre cote de mon reve/ヴェロニク・サンソン(M.ベルジェがプロデュース)
◯マンチェスターとリヴァプール/マリー・ラフォレ(日本盤)
◯哀しみの終わりに(ベスト)/ミシェル・デルペッシュ(日本盤)
◯プレイ・ビートルズ/ポール・モーリア(台湾盤)
◯Secrets Glaces /アラン・シャンフォー(輸入盤)
◯甘い囁き/ダリダとアラン・ドロン(日本盤)
そして店員さんが「旦那、いいブツがありますぜ!」と言って奥から取り出してきたのがS.ゲンスブールの新品の復刻レコード(3枚)。
ちょっと買いすぎたかなぁ...と思案していると、「このブツ、お安くしておきますぜ!」と小声で囁く。
...ということでS.ゲンスブールは3枚ともお買い上げとなりました。
それぞれのレコードについての感想は、また後日。