おいおい、まだまだ「さらば〜」は早過ぎるだろう...そんな声も聞こえてきますが、本日は映画「さらば夏の日」(ミシェル・ボワロン監督)の話題です。
1970年のフランス映画、ルノー・ヴェルレー主演といえば、ピンとくる方もいらっしゃるでしょうか?
実はこの映画、何となく見逃していたために、2010年にDVD化された時にすぐに購入したものの、ずっと本棚に飾られたままになっていました。
私が購入したDVDは、コレクターズセットということで、サントラ盤CDも付属しており、こちらは何度も聴いていたのですが、映画本編は本日初めて観たという次第です。
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まずは主題歌(フランシス・レイ&セヴリーヌ)をどうぞ。
主演のルノー・ヴェルレーといえば、映画「個人教授」でナタリー・ドロンの相手役の少年を演じたことで、一躍有名となった青春俳優です。こちらの監督もミシェル・ボワロンでした。
美しく、聡明な恋人ジュヌビェーブがいながら、積極的なモニカの誘惑に乗ってしまう、ちょっと情けない青年を好演しています。
私はレコードのサントラ盤も持っていますが、「魅惑のモニカ」「さらば夏の日〜ジュヌビェーブ」といった曲のタイトルの意味が、映画を観てようやく理解できました。
弟(大学入試に失敗しているが、この屈託のない弟の存在がなかなかイイ!)がヨットに持ち込んだクラリネットで演奏されるのが、「太陽と青の誘惑」という曲で、実はこちらが映画のテーマ音楽であることを初めて知りました。
ラストシーンはちょっと「?」ですが、まだ映画未見の方、是非ご覧ください。
《おまけ》個人教授もどうぞ!
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ジュヌビェーブを演じた魅力的な女優フロランス・ラフュマを調べてみたら、何と「続・エマニエル夫人」にも出演しているらしいとのこと。
今度、こっそりと観てみよう...。