今年最後のシャンソン・ライヴは東京の上野にあるライヴ・スペース《Qui》で開催された「うなぎ de 年越し」に参加。
私の兄貴と慕うH氏、物心ついた頃からの幼馴染K君、そして私の最大の理解者でもあるシャンソン仲間のホブさんと参戦。
12:30より〈龜屋 一睡亭〉の鰻重を食す(鰻の高騰で本当に久しぶりだった。実に旨い!)。
13:30よりライヴ開始。出演者が2曲づつリレー形式で歌った(2部構成)
*出演順に、松城ゆきの、太田恵愛、沢希理寿、MIKAKO、杉田真理子(敬称略)
まずはトップバッターとして登場した松城ゆきのさんの「あなたの隣に」からどうぞ。
まさに「シャンソン界の妹」といった清楚で可憐な雰囲気(+天然!?)を客席いっぱいに届けてくれた。
この曲のオリジナルは伊東ゆかり。ちょっと原曲も聴いてみよう。
松城さんはこの他に「愛の讃歌」「ごめんね(高橋真梨子)」「ひこうき雲(荒井由実)」を歌う。
続いては今年、大きく飛躍した太田恵愛さん。
なかなか歌唱映像が見つからないので、前川清さんの「倖せの約束〜男のありがとう」のプロモーション映像に出演した映像をご覧いただこう。
太田さんの歌はカンツォーネから、「青い山脈」「離れないで」「パリは不思議」、シャンソンからは今年のプリスリーズ(最優秀新人賞)受賞曲の「灰色の途(Je suis malade)」
彼女は四谷の〈ウナ・カンツォーネ〉出身ということもあってか、イタリア語がとても良く似合っている。是非、〈Je suis malade〉もイタリア語で歌って欲しいなぁ..。
ということで、ララ・ファビアンのイタリア語バージョンをどうぞ。
宝塚出身の沢木理寿さんも昨年のプリスリーズで優秀新人賞を受賞した一人である。
まずは彼女の宝塚時代の実に凛々しい映像からご覧いただこう。
彼女自身が語っていたのだが、主に男役を演じていただけに、主人公が女性の歌よりも、男性が主人公の方が、その実力が十二分に発揮されるようだ。
本日の歌は「夢の中に君がいる」「おお我が人生」「青春の旅だち」(あれ、もう1曲を失念...。ホブさんフォローお願いします)。
ではミシェル・サルドゥーの「青春の旅だち」をどうぞ。
サルドゥーといえば、フランス映画「エール」ではたっぷりサルドゥーの音楽を堪能することができた。主演のルアンヌ・エメラの歌声も印象に残っている。
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続く...