今年のクリスマスCDはこれで決まり!

 

 

 ミレイユ・マチューのクリスマス・アルバムといえば、古くは1968年に発売された作品(ポール・モーリアがプロデュース)が有名であるが、このCDはこれまで発表されてきたクリスマス・ソングのベスト盤に2015年の新録音〝 La Colombe de Noël (クリスマスの鳩)〟を加えたものである。

 

 詳しいアルバムの収録曲等は、日本シャンソン館内のオンラインショップ〈ラ・ファミーユ〉をご覧いただきたい。

 

 *新しいエディターにリンクが貼れません(どなたかHelp! )

 

 まずは「クリスマスの鳩」(新録音)からお聴きいただこう。

 

 

 

 ミレイユ・マチューは1946年生まれだから、今年70歳を迎えたことになる。

 

 いつまでも変わらぬ歌声(そして髪型!)に驚かされる。

 

 近年は「クリスマス」が知らぬ間にただ通り過ぎていくだけだったが、このCDを通勤の車の中で聴いていると、慌ただしい日常の中で、ほんのちょっぴり優しい気持ちになれる。そんな些細なことに「幸せ」を感じさせてくれるアルバムだ。

 

 「ピアフの再来」と言われてデビューしたのが1965年。

 

 キャリアも50年を超えた。

 

 ではここで、1968年のアルバムから2曲お届けしよう。

 

 まずはポール・モーリアの作品から〝 Les enfants de Nöel(クリスマスの子供たち)〟をどうぞ。

 

 

 続いてはフランシス・レイの作曲による〝 Noël d'Aubervillier(オーベルヴィリエのクリスマス)〟をどうぞ。オーベルヴィリエはフランスの北部の街の名前です。

 

 

 50年の時を経ても、少しも色褪せることなく、心に染みわたる歌声とメロディに癒される。

 

 そしてフランスでクリスマスソングといえば、最もポピュラーなのが、ティノ・ロッシの歌う〝Petit Papa Noël(プチ・パパ・ノエル)〟である。この曲をティノ・ロッシとの共演でどうぞ(アルバムにも収録されている)。

 

 

 

 最後はこんな「豪華共演」(ナナ・ムスクーリ、エンリコ・マシアス、アダモ、そしてミレイユ・マチュー)で「聖夜」をどうぞ。