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石巻人・東京で叫ぶ

東日本大震災で実家が被災。俺よりつらいひとは大勢いる。しかし、やはりつらい。このブログは独身40男を襲った、東日本大震災の小さな小さな爪痕を記したものです。

2011年8月


夏休みがとれたので、姉貴と石巻へ行こうと思った。
両親は行きたくないと言うので、二人で仙台にホテルをとり、友人の車で石巻へ行くことにした。


会わなくてはいけない親戚が何件か石巻にいるし。

なにより家が見たかった。



実家は、ひどいものだった。

庭は雑草が二メートル近く育ち、正面からは入れないので裏口から入る。


ものすごい悪臭。大量の蠅が飛び交い、蜘蛛の巣だらけ。


天井ぎりぎりのとこに不自然な線があり、ここまで津波が来たのかとわかる。


家具が散乱し、あちこちがぶっこわれてる。
歩くだけでぎしぎしいう。
恐る恐る階段を上る。二階は無傷だが、手がつけられないほど物が散乱。


両親のアルバムは見つけたが、俺ら姉弟のは物置にいれてたらしいので断念。

物置は津波で流されたのだ。




取り壊しを待つだけの、実家。
生まれ育った家がこんな最期をむかえるなんて…。

あらためて津波に腹が立った。悲しみを通り越し、怒りをおぼえた。