TOEIC 500以下でどうしても公式にこだわる場合の使い方 | TOEIC活用で初中級者の英語学習を本気で最適化

TOEIC活用で初中級者の英語学習を本気で最適化

子育て中の10年間の英語ブランクののち、TOEIC講師、実務翻訳者の夢を叶えた3000人指導、300冊英語教材を研究した自己流英語脱、英語学習を最適化する英語ポートフォリオワーカーのブログです。

 

    

英語教材300冊以上を研究し、英語学習者3000人を指導した過程で英語学習のお悩みを解決したメソッドを提供する、あなたの夢を叶えるための英語基礎回路Build Up英語コーチ、英語講師、実務翻訳者のおのだ Maryです

 

昨日で成績処理が終わりました。

また、学生からの授業評価アンケートも返ってきました。

 

前期より、後期の方が評価が落ちていました。

わかっていたことではありますが、身を引き締める必要があります。

 

初中級クラスで、前期にかなりTOEICスコアが伸びたのと、来年こそは上位クラスに上がってほしいという気持ちがあって、少し欲を出して「演習」中心だったのがよくなかったなと思います。

「演習」をして復習に時間をかける―ということを身につけてほしかったのですが、コーチングに来る方とは違って「必修の授業」だから、そもそもモチベーションがそれほどないタイプに、「演習」をして復習というプロセスは難しかったようです。

 

前期は、パラフレーズや文法中心に、基本を固めたのですが、そちらの方が伸びましたし、アンケート結果もよかったです。

 

さて、今日の本題。

 

TOEIC500以下の方が公式問題集を使う場合の使い方ですが、

これこそ「演習」をして「復習」なので、根性がいります。

なので、よほど強いモチベーションがない限りお勧めはいたしません。

 

それよりも、「単語」と「文法」を確実にしていった方がいいです。

 

それでも、なお公式にこだわる方は次の方法で頑張ってみましょう。

 

 

TOEICスコア500以下の方が公式問題集を使う場合

まず、短い文のパートを確実にするために、Part1,2,5に絞ります。

 

Listenig Part1-2の音声を一度聴いてみてください。

おそらく速くて確実に聴き取れないと思います。

 

そこで、「スクリプト」をみて、まず、意味を確認します。

日本語をみて、「ああ、こういう意味なんだな」ではなくて、わからない単語や文法事項があったら調べるつもりで確認します。

 

そして、次に音読をします。その際、必ず音声を確認して発音は正しくしましょう。(ただ、この段階で確実にネイティヴ音声通りでなくて大丈夫です。一語、一語ゆっくりでいいので発音を意識し、単語の意味文法も意識して音読します。)

 

スムーズに音読できるようになってきたら、次にリピーティングをします。

 

音声をしっかり聴いて、なるべくその通りになるようにリピーティングをします。

これを何度も何度も繰り返してください。

 

スムーズに口を突いて出るようになったら、スクリプトの日本語を見て、英文を言ってみましょう。

 

そして、最後に覚えている英文を口に出してみましょう

出来れば全部覚えるまで繰り返しましょう。

 

どうでしょうか?

けっこう根性がいりますよね。

 

どちらかというと「帰納法」的アプローチなので、とにかく体が覚えるまで、繰り返す必要があるのです。

 

メリットとしては、できたときの達成感が、「英語が話せる」感覚に近いので、ここまでくるとモチベーションがかなり上がります。

 

ポイントは、Part1-2です。

全部一文ずつなので、取り組みやすいのです。

 

リーディングPart5も同じように復習が大切です。

 

必ず、「なぜその答えなのか」を人に説明できるくらいにして、SVOCをしっかり意識して音読をすることが大事です。

そして、それを読んだら意味がすっと入るくらいに音読を繰り返しましょう。

 

この方法がとても効果はありますが、とても根性がいります。

なので、「絶対にマスターする」という強いモチベーションが必要です。

 

とりあえず、TOEICの勉強を始めて見よう、くらいの方はレベルにあった文法と単語の勉強から始めることをお勧めいたします。

 

2月下旬に体験会をやります。

音読の際の注意点、ポイント、TOEICの勉強を始める際の着眼点などが学べます。

よろしかったらご参加ください。

 

 

 

 

    

英語は地球上の4分の1の人が使っている言語です。英語を使える人が増えれば相互理解が広がります。相互理解は広がったら、この世界はもっと美しくなると思いませんか?