勉強を先取りしている、していないに関わらず穴になっている箇所はあるものです。その穴に気付いた時に、そこに戻り完璧に塞ぐことはとても大切です。
さとママも、
小学生の場合、習ったはずの漢字が書けない、九九が言えないというときは、迷わずできない単元まで戻りましょう。
書けない感じは、8マスの大きなノートを使って書かせたり、1➕1から再確認したり・・・。子供に恥ずかしがらせず、勇気を持って「戻る」ことが大切です。
できないという「現実」に正面から向き合わなければ、先には進めません。
と言っています。
これは全くその通りで、勉強というのは「できないことをできるようにする」ものなのです。それが、予習の場合は、未知のもの、復習の場合は、マスターしにくいものと種類が変わるだけで、「できないことをできるようにする」ことが勉強です。
私は、ある大学でTOEIC教材を使った講義を担当していますが、実は、この問題が難しいという場合、中学校の基礎をおろそかにしている、高校の文法をしっかりマスターしていないという場合が多いのです。
この土台の部分をおろそかにしても、どうしても伸び悩みにぶつかります。
戻ることは、自分の人生に責任を持つということです。
戻れないのは、責任を持たず、「焦り」「プライド」が邪魔をしている場合が多いのですが、その「焦り」「プライド」の原因を考えていくと、「他者から見た自分」というものさしで判断していることがわかると思います。
そうではなく、「自分の人生に責任を持つ」ということは、「自分の心」と向き合うことになります。
そして、勉強という「やればできる」という因果の理法をすぐに体得できる世界でこの「自分の人生に責任を持つ」という精神態度を形成することがとても大事なのです。
