義父母との生活は毎日がストレスの連続だったが、彼らによって、自分が負の感情に支配されることは、意識的に、努めて、なくして行こうと努力した。

夫に少し愚痴を言うことはあっても、「これしきのことで愚痴るのは、わたしの器が小さいからだ」と言い聞かせ、極力自分一人で消化した。

義父母のいる家に帰るのは毎日憂鬱だったが、「わたしは幸せなんだ」「義父母のいかなる行動、発言にも腹を立てず、にこやかに対応しよう」と言い聞かせながら毎日家路についた。

どうしても我慢できないときは、自室で「誰にも聞かせられない」独り言を言った。

「これしきのことで、腹を立てない」は、わたしの誇りだったのに、「事件」で、義父がそのわたしの誇りまで持ち去った。

あれ以来、憎しみに支配され、この世で最も生きていて欲しくない人と同じ屋根の下に住むことになってしまった。

もうあのわたしは戻ってくることはない。前向きなわたしを返せ。