【人間というものは、深いんです。表面的なことだけで、人を批判したり、レッテルを貼ったりしないで欲しいんです】

 

皆さん、こんにちは

心理カウンセラーの野口健です。

 

あなたは【人間の深い本音】を聴いて、すごく感動した体験はありませんか?

説明がありません

私の家族療法を受けた方の体験を分かち合いたいと思います。

 

 

その女性の両親は離婚していました。

その女性は、家族療法を勉強しているうちに、なんか両親のことを考えるようになりました。

「自分は両親がいないと生まれてくることが出来なかったんだよね」

そんなことを考えるようになりました。

 

 

そこで彼女は、「何年かぶりにお父さん、お母さん、自分の3人で集まろう」という気持ちになったんです。

説明がありません

先ずお母さんを説得しました。

娘「久しぶりに、お父さんの家に、行こうよ。掃除をしたり、ご飯を作ってあげたりしようよ」

母「そうだねぇ…」

娘「お父さん、掃除もできていないし、ご飯もまったく作っていないみたいだよ。たまには行ってあげようよ」

母「わかった」

…こうして、お母さんから、お父さんの家に行くことの承諾を取り付けました。

 

 

次に、その娘さんは、お父さんに連絡しました。

 

娘「明日、お母さんと一緒に、お父さんのところに遊びに行くね」

すると…、

 

 

「今は、来ないでほしい」

…と、

強く否定されたんです。

 

 

 

娘さんは、「せっかく善意で、お母さんまで説得して行こうとしているのに、

なんて自分勝手なんだ」

…と思いました。

 

 

普通なら、「もう、行ってやるもんか」と思っても仕方がないと思います。

 

 

でも、この娘さんは、

「どうしよう」

…と迷ったけれども、

「行くだけ、行く」と決めたんです。

 

 

そして、おかずを一品作って、お父さんの家に行きました。

 

 

家に行ってみたら、お父さんは留守でした。

娘の彼女は鍵を持っていたので、勝手に入りました。

家の中は、いつもに増して荒れ果てていました。

説明がありません

彼女は、唖然としました。

でも、ともかく、掃除を開始しました

母と娘で、奮闘して、お父さんの許可も得ず、掃除をしました。

 

まもなく、お父さんが帰ってきました。

 

勝手に家に入って、掃除をしていたから、ひどく怒るかと思っていたけれども、

お父さんは、怒りませんでした

 

そして、父の話を聞きました。

 

父「先週半ばに、足を捻挫して生活状態が悪化した。

さらに、頻尿がひどくなり、部屋を汚したりして、かっこ悪くて、惨めで、恥ずかしくて、そんな姿を見られたくなかったんだ。

本当は、助けて欲しかったんだ

説明がありません

(お父さんは、本当は、とっても心細かったんだ

女房、娘に、偉そうに突っぱってきたんだなぁ

私は、お父さんの本当の気持ちが分かっていなかったんだなぁ)

…と気が付いたんです。

 

 

娘さんは、お父さんに言いました。

「こんな時に助け合うのが家族やん。今度何かあったら、絶対に連絡してよ」

説明がありません

 

 

感動しました

家族というものは、腹も立つし、ややこしいし、めんどくさいものですが、

やっぱり、大切で、影響をし合っていて、ドラマに満ちているのも、家族なんですね

 

 

あなたは【人間の深い本音】を聴いて、すごく感動した体験はありませんか?

 

【人間というものは、深いんです。表面的なことだけで、人を批判したり、レッテルを貼ったりしないで欲しいんです】

 

 

良き1日をお過ごしください(╹◡╹)♡