2020年

建築家 安藤忠雄さんが、大阪市に寄贈した

子どものための図書館。






2009年まで、万博記念公園に

大阪府立国際児童文学館がありました。

私は、この図書館が大好きでした。


インドのラーマヤナの講義を聴きに行ったり

神沢利子さん(児童文学者作家)の講演など

絵本作家の講演を聴いたり


また、息子たちが、絵本のワークショップに参加しました。

ドイツから絵本作家がきて、赤ずきんちゃんの絵をみんなで描いたことを思い出します。



ところが、財政難だかなんだか

忘れもしない橋下徹知事のときに閉館してしまいました。


そして、2020年

山中伸弥さんを名誉館長として

安藤忠雄さんが、こどもの図書館を寄贈されました!!!!







中の島には、歴史的建造物である

府立図書館があります。

その昔、私はボーイフレンドと、この図書館で勉強しておりました。

(府立図書館の本体は、移転しています)


中之島の大阪府立図書館




おとなとこどもの図書館が、並ぶ中之島。

ちなみに、歴史的建造物である中之島公会堂は

約100年ほど前、市民が外国に並べと

建てたものです。

なにわ商人の心意気で、ごさいまする。


中之島公会堂




私の父と祖父は、このあたりで生まれ育ちました。

昔も今も、大阪の中心です。



こども本の森

2時間ほど、本を楽しみました。

しかし、夕飯を定刻に食べる家人がおりますので

もっと、読みたかったけど

しかたなく、切り上げて帰宅しました。






土門拳さんの昭和の子どもの写真集をみたら

私が そこに写されている錯覚に落ちました。

鼻の奥が つんっ!






絶版の絵本も、楽しかった。





それから、大人の本もあります。


世界の250人の有名人の部屋の写真集。

ダリ、サンローラン、マーク トゥエイン

モネ、キーツ、シナトラ

面白かった!





世界人権宣言にまつまる子どもの本

あらためて、人権宣言の詳細をみて


不寛容



という言葉を、読み直しました。

人それぞれの考え方や暮らし方は、違います。

それを、否定したり、批判するのは

不寛容。

簡単なようで、私たちの日々の暮らしに

『不寛容』は、あるのではないでしょうか。






グローバル社会だからだけではなく

わたしたちのすぐ、近くに、



こどもだから

おとなだから

ということではなく


こどもも、おとなも、1人の人間として

考えたい。





また、いこう!





近年、私の街の図書館は

縮小移転して

本を読みたくても

『書庫』取り寄せが多く

その場で、手に取り撰ぶことが、

ままなりません。


本屋で見られないから、図書館で見たい本があるのに。

そもそも、所蔵していないことも多い。





これでいいのか、日本の図書館。

の問題は、今日は割愛。



図書館の予約前は、近くの適塾(緒方洪庵、大阪大学医学部の前身)見学をしました。

適塾は、また、別の日記に、書きます。

実は、適塾のすぐ近くの会社で、何年か働いていました。

当時は、暇があっても適塾を見学せず、昼休みはひたすら、何を食べるかに心奪われておりました。

あわよくば、誰かに昼をごちそうしてもらおうと

手ぐすねをひつぱりまくり。(20代)

今じゃ、自分で料理するより他に、なーーんにも!

あわよくばの泡さえ 消え失せております。