司馬遼太郎記念館のあと、京橋駅で下車して

藤田美術館に行きました。

何年ぶりでしょうか。。。

リニューアルしてからは、初めてです。

 

 

 

 

 

ここは、国宝窯変天目茶碗がありますが、残念ながら

この日は、展示されておりませんでした。

以前、リニューアル前に、鑑賞しました。

 



 

開館から2017年6月11日の一時閉館までの藤田美術館の建物は、明治から大正時代にかけて建てられた藤田家邸宅の蔵を改装し、展示室として再利用したものでした。邸宅のほとんどを焼失した 1945 年の大阪大空襲で幸いにも延焼を免れ、中に収められていた美術品を守り抜いた蔵でもありました。(HPより)

 



 

ということは、私が前に来館したのは、2017年より前ということになります。

ところで、この藤田さんの事業として、藤田美術館の隣は
藤田さんの旧邸宅跡で「太閤園」という施設(レストラン・結婚式場・宴会場)でした。

お庭がすてきで、大きなお屋敷だったんですが、コロナ禍で業績が悪化し

とうとう閉業し、創価学会に売却されました。

ううむ。

私の友だちは、太閤園で結婚式をあげました。

すんばらしいお庭で、写真を撮ったのは、、、40年も前のことです。

 

ね?広いでしょう!

 

さて、展示については、期待を裏切らない充実です。

NHK「光る君へ」で紫式部が、スポットライトを浴びる今日この頃。

展示は、紫式部にまつわるものがありました。

 

 





[国宝]紫式部日記絵詞 第四段・第五段

源氏物語図屏風  源氏絵  皇后官女歌意図  
秋草鶉散紅葉絵共蓋火桶形香炉(源氏物語にそうもの)冊子形香合
茶杓銘 紫衣 重文法華経扇面
 










 

重文 刺繡釈迦阿弥陀二尊像

刺繍で、美しい糸を細密に刺した見事なものでした。
しかも、髪の毛をもさしているとのこと。。。
 


 
能装束 茶道具 掛け軸
さすがお茶を極められた藤田家。
博物館では、みられない逸品揃いです。
 
 

エントランスには あみじま茶屋があり、展示を観なくても
茶屋だけの利用もできます。
お茶は 抹茶・煎茶・番茶 からお選びいただけます
だんごは、醤油とあんこが1本ずつついて500円。
おだんごは、焼き立てです。
お茶は、目の前でたててくださいます。
おだんごが無くなり次第閉店となります。
私が訪問した日は、午後4時ごろ完売だったようです。
 









藤田美術館。
前は、蔵のような建物でしたが、改修後も、蔵のイメージは残り
さらに、グレードアップ。
展示が とても見やすくなって、ガラスの透明度が秀逸で
まじかで見ているようでした。
 









展示には、解説をスマホで見ることができます。
音声ガイドもありますので、イヤフォンを持参されるといいと思います。
館内はwifi完備!!!

 




 
さて、
帰路ですが
 
 
最寄り駅で、下車しようとしたら
目が不自由な女性がいらして
 
私と同じ駅で降りる様子でした。
思わず
「お手伝いしましょうか?」
とお声をかけてしまいました。
 
うう。目の不自由な方のお手伝いは、初めてなのに
思わず かけよってしまったのは
その女性が、足取りがおぼつかず、出口もわからず
躊躇されているように お見受けしたからです。
 
彼女は「お願いします」とおっしゃったので
私の左ひじを、持っていただきました。
 
無事 電車を降りて
エレベーターに誘導し 改札を抜けました。
 
改札口には、ご主人らしき男性が待っておられて
自動改札のところで、手を差し伸べてこられました。
その雰囲気 本当にご心配されていたのが伝わって
胸が熱くなりました。
夕方で、駅は混雑していたのですが
無事に ご主人さまに お引き渡しができました。
 
 
帰路の途中、電車内で病気の方があり電車が遅延しました。
かなり遅れて、夕方のラッシュアワーになりました。
 
 
6時半には 夕飯を食べたい家人がおりますので
慌ててきた記しました。
15分ほど、遅れましたが、まあ それくらいは いいでしょう。