唐招提寺に行きました。


ゴールデンウイークの狭間に、わざわざ観光地に出かけたわけは

空海展ではなく

唐招提寺の瓊花をめでるためでした。





空海展だけなら、空いていると平日に

行くところですが

瓊花は、この時期だけの花です。



あじさいに似ていますが、実物を見ると
まったく異なる花です。
花びらが大きくて、とても良い香りです。





いつもなら5月上旬が見頃ですが
もう、散っておりました。



下がりを過ぎて散ってしまいました。
公開は3日まで。






瓊花(けいか)とは(以下唐招提寺HPより)

鑑真和上の故郷である、江蘇省揚州市の名花で、ガクアジサイに似た白い可憐な花を咲かせる「瓊花(けいか)」の見頃に合わせ、御影堂供華園が特別開園されます。

現在、花を咲かせている瓊花は、鑑真和上遷化1200年の昭和38年(1963)に記念事業の一環として、中国仏教協会から贈られた一株の子です。



瓊花はスイカズラ科に属し、鑑真和上の故郷である中国・蘇州省、揚州市ではとても名高い花。

隋の時代は皇帝のお気に入りの花として門外不出だったが、鑑真和上遷化1200年の1963(昭和38)年、記念事業の一環として中国仏教協会から唐招提寺に贈られた。



  今年は例年より1週間ほど早く開花し、すでに満開を迎えている。公開は5月3日まで。(ネットニュースより)







こちらは、瓊花ではなく、コデマリ






鑑真 御影堂






国宝 宝蔵










唐招提寺も、国宝だらけ。





国宝 金堂には


国宝 盧遮那仏 (3メートル)千手観音 薬師如来像

四天王像も、国宝です。


唐招提寺のお像は、とてもおおきく

堂々としています。


盧遮那仏を中心にした曼荼羅世界は

ほかにはない芸術です。



金堂は、天平様式 ギリシャの影響があります。




唐招提寺では、

瓊花のお線香を買いました。

いつも楽しみにしているお線香です。

私は、毎日、仏壇に供えるので

さまざまなお線香を選んでいます。



実は、瓊花を私に教えてくれたのは

亡き親友です。

奈良に住んでいた彼女とは、よくナラを歩きました。

親友のママ友が、唐招提寺に住んでいたので

瓊花の見頃を知ることができました。

(その方は、仏像写真家で、唐招提寺に住むことを許されたそうです)



唐招提寺は、東大寺からは車で20から30分

少し離れていますが

西の京の穏やかな田園風景は

ぜひ、おすすめのお寺です。

(バス路線あり)


唐招提寺から、歩くことは無理ですが

薬師寺があります。


私は、法隆寺〜薬師寺、唐招提寺へと

サイクリングしたことがあります。


瓊花



また、来年会いましょう。