京セラ美術館で、村上隆もののけ2024の展覧会をみました。

 

村上隆は、世界的な現代アート作家です。

私は、評価はしてきた(えらそうにね、私ごときが)ものの
あまり注目していませんでした。

 



海外の若い人たちは、村上隆が好きですね。

 

今回の展覧会をみて、意識が変わりました。

手描きの龍の作品などは、大画面に画力と精神力があふれていました。

 

ずっと、デジタルの印刷だろうと思っていましたが

多くは、シルクスクリーンの重版や手描きを加えた制作とのこと。

画面の凹凸、重厚感、作業のち密さに驚嘆しました。

 



私は、シルクスクリーンの経験がありますが

これは、技術も知識も、必要なんです。

かんたんではない。

だからこそ、やっていることのすごさがわかる。

 



しかも それを「すごいでしょ」と見せていないところが憎いまでの

表現です。

 



どうや おれはうまいやろ!という作品は、よく見ます。

それはそれでいいのですが

いかにも 軽く、なんでもないように、ペラっと見せておいて

実際は 超絶技巧。

 



金箔の扱いについても、繊細でした。

もちろん 作成過程には技術者がかかわっているでしょうけれど

ここまでのクォリティは、画家本人の実力がないとできません。

 



 

作品のうんちくも、解説を読んで 「なるほど」でした。

私と同世代の村上さん。

アメリカからの影響、戦後15年の高度成長期に育ったこと

日本の伝統芸術 学生時代の美術経験

 

 

 

とうことで

 

平安蚤の市

京都は 東寺の弘法市、がらくた市など 骨董市がたくさんあります。

大阪だったら 四天王寺の市も有名です。

それぞれに、楽しい。

 

平安蚤の市は、平安神宮の前で月に一度開かれます。

西洋骨董やおしゃれなものがでるので、見ているだけで楽しい。

 

 



 

さて、今回の収穫は

印刷ですが ブルーウィローの花瓶。700円!!!

ブルーウィローはシノワズリの染付柄で、イギリスが有名です。

珍しいので買いました。

モノはよくないけど、持っているブルーウィローと合わせて。

 

 



 

もうひとつは1800年代初頭のイギリス ドーソン社の小皿

ブルーフローと呼ばれる青がにじんだ作品です

 

以前から ブルーフローが欲しいと思っていましたが
とにかく高価で、希少なのです。

 

これは 12cmの小皿で、しかも1枚だけの売れ残りでした。

1000円で買いました。

 

 

花は 庭の雪柳。

 

 



 

あと、指輪。

1920年のアメリカのおばあさんの遺品だそうです。

シルバーにサンドストーン(模造石)

サイズが8。細いので売れ残っているそうです。

かわいいし、2000円だったので買いました。

ふだんのお遊びに。

 

 





 

いつも、のぞくアンティークショップ agora
世界中を旅して 雑貨を売られています。

 

 

この長くしたのぴっぴちゃん
手編みのワンピース、手造りのソックス
かわいい!!!でも 非売品でした。

お写真だけ!!!

 

 

 

 



 

 

 

平安神宮から 白川沿いのカフェで、お茶をいただき

(ランチはスタバだった)

 

 

ゆっくり お散歩して帰りました。

 

もう少し 温かくなったら 京都を楽しみたいと思います。