以前、自社の商品や製品がなぜ「高い」のか、その理由を10個あげてみましょう、と書きました。
そして、10個出なければ、お客さまが知っています、と書きました。
ある、お米屋さんのお客さまアンケートを紹介します。
質問は、「○○○(店名)の好きなところはどこですか?」
そして、お客さまの答えがこれです。
・お米に対しての思いとお客さま思いが伝わってくるところが安心できますし、温かさを感じます
・おすすめのお米を紹介してくれたり、こうしてはがきを送ってくれたり、色々な企画をしたりとても楽しみにしています
・お米がとても美味しいです。同じコシヒカリでもスーパーと○○○(店名)さんでは全然味が違います
・懐かしい空気でしょうか、暖かい心でしょうか、何かドアが開いて中に入ると癒されるんですよん(原文のまま)
・店長さんはじめ皆さんの笑顔です。お米を届けてもらうたびにあったかい気持ちがして、お米が100倍美味しくなる気がします
・お休みの次の日、着心履歴を見て電話をくれるのには感動しました。
・子供もいつも○○○さんに行くよ~というと喜んでついてきますよ!
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この場合、お米という商品そのものよりも、店やそこで働く人への絶賛が中心ですが、これも商品の価値を上げる重要な要素です。
もし、店の暖かな雰囲気、店長の笑顔、企画やDMなどのコミュニケーションがなければお米の味も半減するのではないでしょうか。
このアンケートのポイントは、自店や商品の好きなところだけを聞くというところです。
その答えがまさしく、「高い」理由なのです。
