先日、某業界紙にベンチャー起業について執筆投稿させていただきました。
執筆にあたり、何人かの企業された経営者の方にお話をうかがいました。
そのなかで、見えてきたことは
「始めるのは誰でもできる。でも続けることはとても難しい」
ということです。
中小企業白書(2011年版)では、10年後には起業した企業の30%、20年後には50%が市場からの退出を余儀なくされていると報告されています。
また、一説には、10年後に生き残る企業は1割にも満たないという非常に厳しい見方もあります。
資金とアイデアがあれば、誰でも起業できます。
でも、興した会社を5年、10年・・・ 永続的に続けていくことは並大抵の努力ではできません。
幸いなことに日本は長寿企業の多さでは世界トップクラスです。
創業何百年の老舗企業がまだまだ元気です。
そこまで大御所でなくとも、30年、50年という企業が身近にあります。
そのような老舗企業の長寿の秘訣を知ることも、起業のひとつのヒントになるかもしれません。
起業、創業が増えないことにはこの国に元気が出ません。
そして、自分の夢を叶えるためにもどんどん勇猛果敢な起業家がどんどん現れて欲しいものです。
