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ヒサのブログ

頑張る小さな会社、小さなお店
に贈る応援メッセージ

先日、某業界紙にベンチャー起業について執筆投稿させていただきました。


執筆にあたり、何人かの企業された経営者の方にお話をうかがいました。


そのなかで、見えてきたことは

「始めるのは誰でもできる。でも続けることはとても難しい」

ということです。


中小企業白書(2011年版)では、10年後には起業した企業の30%、20年後には50%が市場からの退出を余儀なくされていると報告されています。


また、一説には、10年後に生き残る企業は1割にも満たないという非常に厳しい見方もあります。


資金とアイデアがあれば、誰でも起業できます。


でも、興した会社を5年、10年・・・ 永続的に続けていくことは並大抵の努力ではできません。


幸いなことに日本は長寿企業の多さでは世界トップクラスです。


創業何百年の老舗企業がまだまだ元気です。


そこまで大御所でなくとも、30年、50年という企業が身近にあります。


そのような老舗企業の長寿の秘訣を知ることも、起業のひとつのヒントになるかもしれません。


起業、創業が増えないことにはこの国に元気が出ません。


そして、自分の夢を叶えるためにもどんどん勇猛果敢な起業家がどんどん現れて欲しいものです。



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某ハンバーガー店のエンジョイ60秒というのが話題になっています。


これには賛否両論があるようで、利用した人の意見には「否」の方がが目立つようです。

それも、ハンバーガーの無料券をもらっているにもかかわらずです。


60秒に間に合わそうとするあまり、バンズからハンバーグやレタスがこぼれ落ちている、あるはずのハンバーグが挟まれていない、など、考えられないことが起きているようです。

従業員も60秒を超えると店長や先輩から怒られるので必死だそうです。


私自身は、まだこのキャンペーン中にはこのハンバーガー店を利用していませんので、実際にはどのような状況か知りませんが、恐らく、書き込み通りのことが起こっているのは容易に察しがつきます。


大きなショッピングセンターの中の店舗など、土日ともなればてんてこ舞いの大騒ぎに違いないでしょう。


一方、ある新聞には、このキャンペーンを絶賛したコラムが載っていました。

「さすが、マッ●。いろいろうまいなぁ」という出だしで。

インターネットでは賛否両論あるが、話題になることが大事なのだと。


元アナウンサーの女性が書いておられます。


企業側やマーケティングの視点から見れば、「うまい販促」と捉えることができるのかも知れませんが、その現場には、むちゃくちゃな商品を買わされるお客さん、必死で右往左往する店員が存在するのです。


私は、そのキャンペーンが続いている間、そのハンバーガー店は利用しないつもりです。

店員さんが必死の形相で右往左往しているのを見るのは耐え難いので。

ぐしゃぐしゃの紙袋に入ったレタスのこぼれたハンバーガーは欲しくないので。


今は、「さすがマッ●」と賞賛されても、いつかそのツケがまわってくるような気がするのは私だけでしょうか。 


                 
                   

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月一回、奈良の大和高田市の商店街の「一点逸品運動」の会議に参加するため、夕方から出かけます。


JRの天王寺で降りて、近鉄に乗り換えます。

天王寺駅東口に降り立つのがいつも午後6時まえ、ちょうど帰宅ラッシュの真っ只中です。

駅前の歩道は、信号待ちの人で溢れています。


目の前には、建築中の日本一の超高層ビル「あべのハルカス」がそびえ立っています。


信号が変わり、近鉄駅のある側へ渡り切ろうとしたとき、いつも真正面に立ちふさがる若者がいます。

どこかの居酒屋の従業員のようで、常時3人くらいいます。

怒涛のような人の波に逆らうように横断歩道の向こう側で待ち受けているのです。

まるで通せんぼをするように。


それぞれ違う店の者だと思われるのですが、皆、横断歩道を渡ってくる人たちの真正面に向き、なにか言いながら割引チラシのようなものを渡そうとしています。


こちらは、乗り換えで急いでいるので、とてもそれが邪魔で、真正面に立ち塞がれると彼らを避けて通ることになり、非常に面倒です。


恐らく、多くの人はそう感じているでしょう。

皆、急ぎ足で彼らを素早く避けながら、足早に駅に向かって歩いて行きます。


その日は、私の少し前を足の不自由な若者が歩行器を押しながら横断歩道を歩いていました。

おそらく、あの居酒屋野郎どもはそのような方の進行をも邪魔しているのでしょう。


恐らく、このような店は我が店だけが儲かればいいのだという考えなのでしょう。


その店の経営者は、今、自分の店の従業員が、駅前を歩く人々の歩行の妨げになっているのだというようなことはなにひとつ知らないのでしょう。


彼らが配っている割引チラシは、

「当店は、社会の迷惑も考えない、無神経な店なんです!」

ということを宣伝していることにほかならないのです。


          
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