生活に潜むサイレント支出のまとめ
【資産形成学】支出整理-2前回から資産形成学シリーズの内、支出整理に入っていきました今回は支出整理の内固定費への工夫を解説していきますここで言う固定費とは生活の中で毎月、毎年など定期的に発生する支出で・電気代、ガス代、水道代・月額制サービスの料金・家賃などが該当しますそして、上記の様な固定費について、以下①〜③の区分に分けて、それぞれの工夫例・削減例を解説していきます① 電気、ガス、駐車場代など削減・代替によって品質が変動しにくいもの② 映像系サービスやオンラインサロンなど品質が変動するもの③ 家賃など安易な削減が推奨出来ないものなお本ブログで紹介した内容を実践する場合の補足・注意事項は以下の通りです・①については、あなたの人生に対するマイナスの影響は発生し辛いものなので、 機械的に実行し支出削減に取り組んでください・②についてはあなたの人生に必要なものまで無理に削減しないように注意して下さい ただし要不要について悩みズルズルと利用し続けているものがあれば、 この機会に一時的にでも削減してみて下さい やっぱり必要だったらまた使って大丈夫です・③については科学的な観点から、 安易な削減が人生の質を低下させる恐れがあるため、 実行には入念に注意・検討して下さい(1) 手順 1)不要な固定費のリストアップ 楽天銀行・楽天カードの明細から固定費の項目・金額をリストアップする。 ※1) 媒体は紙、スマホetcと何でも構わない ※2) 楽天銀行・楽天カードから確認出来ないものも対象とする 2)必要性を精査・審査する 精査・審査の結果、不要と判断した固定費の削減、または代替サービスへの切り替えを行う(2)工夫例(品質が変動し辛いもの) 1)ユーティリティ(電気・ガス他) ユーティリティについては「2.現状把握」の段階で ・電気→楽天でんき ・ガス→楽天ガス への切替を行った方は特に見直しの必要はありません。 楽天でんき、楽天ガスがそれぞれ最安値ではない地域に お住まいの方もいるかもしれませんが、 本ブログで紹介した仕組み・システムを使うと、 楽天ポイントの獲得量を増やせるので総合的にプラスと成ります 供給可能エリア外、または個別の事情により 楽天でんき・楽天ガスへの切替が行えなかった方については、 現在契約している電気・ガスと他社のプランを比較してください 電気・ガスなどのユーティリティは一度契約すると、 値上がりが発生しても継続して契約し続けている場合があるため、 他社への乗り換えで支出削減を図れる可能性があります 2) スマートフォン、Wi-Fi スマートフォンやWi-Fiについてですが、 「2.現状把握」で楽天系サービスに切り替えた方は 見直しの必要はありません。 楽天系サービスへの切り替えができなかった方は、 電気やガス同様に他社のプランと比較してみてください。 特に大手通信会社のプランを契約している方は、 必要以上の費用を支払っている可能性が高いです。 社名 プラン 金額 楽天モバイル Rakuten最強プラン 968円/月~ LINEMO ベーシックプラン(音声通話SIM) 1,210円/月~ docomo eximo 4,565円/月~ au 使い放題MAX 4,928円/月~ softbank メリハリ無制限+ 4,928円 上表は2024年4月時点での各通信会社の通信料比較です。 上の2社は「格安SIM」と呼ばれるキャリアで、下の3社が大手キャリアです。 現代においては、どのキャリアも通信品質や通信可能エリアに 生活への影響が出るほどの差はありません。 契約の詳細は各会社で異なりますが、 大手から変更可能であれば安価な会社へ切り替えることをおすすめします。 例えば、最も高額なプランから楽天モバイルへ切り替えた場合、 年間47,136円の支出削減が可能です。 仮に故障サポートがなかったとしても、 故障や紛失時の費用分くらいは簡単に捻出できそうですよね 3) Microsoft Office 365 Microsoft Office 365(14,900円/年)から Google Workspace(0円)やLibreOffice(0円)への切り替えで、 14,900円/年の支出削減が可能です。 仕事やちょっとした作業のためにMicrosoft Office 365を契約している方は、 同等の機能を持つGoogle WorkspaceやLibreOfficeへの切り替えをおすすめします。 Google WorkspaceはGoogleアカウントを持っていれば、 MS OfficeのWord、Excel、PowerPointに相当するツールを無料で使用できます。 Googleアカウントの作成・維持も無料です。 Google Workspaceは基本的にオンラインでの操作ですが、 オフライン環境でも作業可能な設定もあります。 LibreOfficeはMS Officeとの互換性を持ったソフトウェアで、 操作にやや癖がありますが、デスクトップで操作可能で、 MS Officeとほぼ同じ機能を持っています。 また、作成したファイルはMS Officeで閲覧・編集できます。 4) Zoom、Teams他、有料オンラインミーティングツール Zoom(2,700円/月)、Teams(3,025円/月) からGoogle Workspace(0円)への切り替えで、 約3,000円/月の支出削減が可能です。 Web会議のためにZoomやTeamsなどの 有料オンラインツールを利用している場合は、 Google Workspaceへの切り替えをおすすめします。 Google Workspaceでは、ZoomやTeamsと同様に 招待リンクを送付したユーザーとオンラインミーティングができます。 1ミーティングにつき60分の時間制限がありますが、 何度でも再設定可能です。 もし、60分以上の会議が頻繁に発生し、 制限時間によって打ち合わせが滞るようであれば、 会議の内容と段取りの見直しをおすすめします。 会議は議題に対して判断・決定を行う場であり、 60分も話して決まらないものは、 そもそも決められる段階になっていないことが多いので、 先に支出整理とは別の問題を解決する必要があります 5) 車・駐車場代 3大首都圏またはその近郊に在住し、 自家用車1台を保有し専用駐車場を契約している方は、 車を売却し駐車場を解約することで、 年間350,000~400,000円の支出削減が可能です。 3大首都圏またはその近郊に在住し車を保有している方は、 車の売却および駐車場解約を検討してみてください。 車の使用用途が通勤や通学であれば、 地域によっては公共交通機関での移動が可能な場合があります。 また、生活の中で車でないと移動が不便な場合に、 タクシーやカーシェアをスポット利用した方が、 車の維持管理費や駐車場代金を毎月支払うよりも 安価になる場合が多いです。 ※車がなければ日常の移動が不可能な地域にお住まいの方は対象外です。(2) 工夫例(品質が変動するもの) 1)映像系月額サービス ・Netflix , Amazon Prime に加入している ・Netflixでは無料だが、Amazon Primeでは有料な映画があるため、併用している ・映画を観る頻度は月に3~5本(週1程度) →Netflixは解約 Amazon Primeを主運用 有料映画は適時購入 で~1,000円/月の固定費削減 近年はNetflix , Amazon Prime , Disney+他 多数の映像系月額サービスがあり契約している方も多いと思います 資産形成学では 「これらを一切契約してはならない」 ということは言いません 寧ろ好きな作品を視聴することが、 自分の楽しみに繋がるのであれば、 それは確保するべきという考えです ただし、あなたのサービス利用頻度と、 各サービスの取扱い作品についてはよく確認する必要があります 「サービスAだと有料な映画が、 サービスBだと月額見放題だから サービスA,Bを両方契約してる」 という方はけっこういるかと思います ただこれってよくよく考えると ・サービスAで不確定にリリースされる有料映画(約300円/本) の支出を回避するために、 ・サービスBの料金300~3,000円/月 の固定支出を払ってしまってる場合があるんです 見たい有料映画が月に1本か2本であれば、 サービスを2つ契約するより、 適時購入した方が支出削減が図れる場合があります 2) Youtube Premium a. 生活でスマートフォンで他のアプリを使いながら、 バックグラウンドで音楽を聴くシチュエーションがある b. 音楽が豊富かつ、広告なしでバックグラウンド再生ができる Youtube Premiumを契約している →Youtube Premiumを解約 Amazon Prime Music(無料)を使用 1,280円/月の支出削減 生活の中でYoutubeを流す人は多いと思います 広告なしでバックグラウンド再生できる Youtube Premiumはとても魅力的ですよね 実際、便利ではあるんですが、 あまり効果的な支出とは言えないです YouTube Premiumを契約する理由は広告回避と バックグラウンド再生と思います そして、その機能を使いたい場面は、 音楽を聴く時が主だと思います もしそうであれば、Amazon Prime Musicが代替サービスとなり得ます こちらは音楽専用のプラットフォームですが、 広告なし&バックグラウンド再生がデフォルトで無料(※)です ※Amazon Primeに加入している前提 3)オンラインサロン、ファンクラブ ・著名人のオンラインサロン、アイドル他のファンクラブに加入している →解約、経過観察 1,000~10,000円/月支出削減 最近だと下火ですが、 オンラインサロンやファンクラブは ズルズルと契約を続けてしまいがちです サンクコストバイアスによって 今まで継続的に加入してきた事実に縛られ、 契約し続けている場合が多いため一度解約し、 生活への影響を検証することを推奨します。 これは私の主観となりますが一度、試しに解約してみると、 「なくても全然大丈夫じゃね?」 となるケースが多いです 4)定期購読、メルマガ ・週刊誌、ファッション誌、占いなどのメルマガを購読している →解約、経過観察 100~1,000円/月支出削減 オンラインサロン・ファンクラブと同様です。 迷う場合は一度解約し、生活への影響を検証してみましょう(3) 安易な削減が推奨できないもの 1)家賃 家賃は固定費の中で最も高額で、 金額に納得のいってない方も多いと思いますが、 これについては削除はもちろんのこと、 無理な削減、論理的判断ではない転居はオススメできません! オススメできないというか、しない方がいいです! 理由は通勤時間が長くなると、 人生へのデメリットが大きいからです 通勤・通学時間に関してはいくつか研究が行われてまして、 それぞれ以下の様な結果が示されています ① 長時間の通勤がもたらすストレスの高さは、 年収が40%アップしないと割に合わない (Bruno S. Frey(2004):「Stress That Doesn’t Pay: The Commuting Paradox」) ② 夫の通勤時間が45分を超えると離婚率が40%上がる (Sandow, Erika(2011):「On the road: Social aspects of commuting long distances to work」) ③ 通勤時間が長いと肥満が進行する (Commuting in the United States(2009):「2009 American Community Survey Reports」) 上記の様に、通勤時間の増加は 心身に多大な悪影響を及ぼすリスクがあります なので、家賃を多少削減できたとしても、 費用対効果が見合わないことが分かりますよね ①の研究に付随して行われた検証では、 通勤時間が1時間伸びた場合は年収が100万円程度上昇しないと、 パフォーマンスが合わないとされています 裏を返せば、通勤・通学時間を削減出来るのであれば、 数千〜1万円程度の家賃上昇は許容して、 職場や学校に近い場所に住むんだ方が メリットが大きいとうことになります以上、固定費への工夫として、以下3点を解説しました① 電気、ガス、駐車場代など削減・代替によって品質が変動しにくいもの② 映像系サービスやオンラインサロンなど品質が変動するもの③ 家賃など安易な削減が推奨出来ないもの冒頭でも書きましたが人によって状況が違いますし、紹介した例が全てではないので、皆さんの状況・環境に合わせて色々検討してみてください最後まで読んで頂きありがとうございました!【注意事項】(1)本ブログの立ち位置 本ブログでは資産形成の方法と、私がそれを実践した結果を解説・投稿します。本ブログで解説・投稿する内容は、特定の商材・商品の購入を斡旋する助言を目的としておらず、論理的・数学的・科学的観点から観点から投資商材・商品などの過去を分析した結果より得られた考え方の提示となります。(2)投資助言業・投資助言に該当する内容の不記載について 投資助言業務は金融商品取引法(以下「同法」という) 第二条 第八項 第十一号で定められる、顧客との間で投資顧問契約を締結し、顧客に投資助言を提供する業務を指します。またその業務を遠し、顧客へ「有価証券の価値等」「金融商品の価値等の分析に基づく投資判断」に関し、「口頭、文書、その他の方法」によって助言を行い、その対価として報酬を得ることで投資助言業務に該当します。 この場合、「有価証券の価値等」というのは、具体的には、有価証券に投資を行うことによって得られるであろう利益(値上がり益、利子等)、と解釈されます。 当該内容については本ブログでは言及致しません。(3) 情報の最新性について 本ブログの各所に記載する情報、リンクが最新情報ではない場合があることを予め了承ください。ただし本ブログに記載する内容の本質は、時間経過による論理の矛盾・根本的な破綻などは生じずらいものとなっております。