とあるラジオADの物語 -4ページ目

とあるラジオADの物語

ここに書いてあるのはサブフィクション・・・つまり本当のこともあれば、事実無根のこともあります。。。

いつも半蔵門線の最後尾に乗る。。。


その車掌席を通り越して窓から眺める暗闇のトンネル。。。


流れ星のようにトンネル内を照らすライトが暗闇の奥へと消えていく。。。


・・・とノートにメモった所で半蔵門の駅を通り過ぎてしまった。。。



朝からラジオはサッカー一色。。。


テレビもか。。。


大会オフィシャルサポートソングの


「Waving' Flag」


がヘビーローテーションでOnAirされている。。。


ShakiraやDragon Ashも。。。


そういえばDragon Ashは、


日韓大会の時も


EURO2008の時も


サポートソングを唄っていた。。。


彼らはサッカー好きでまたそれが似合うし、


躍動感の中にある安定感は、聴いてて心地がよい。。。


まぁ日本の・・・より世界のサッカーに似合うサウンドだ。。。



何はともあれ、いよいよ明日。。。


4年に1度の祭典が幕を開ける。。。

昨日は布団で寝ることが出来ず、


堅いフローリングに敷かれたちょっと柔らかいマットの上で目覚めた。。。


マットは髪の毛やホコリやらにまみれ、


口からはネバネバした血の混じったよだれが垂れていた。。。


その匂いが臭いと解っていながらも、


口から垂れているよだれを拭きとった手を匂ってしまう。。。


『臭いものほど匂え』


人類にとって一つの格言だと思う。。。


賛同は得られないと思うが。。。


まだ眠たい目をこすりながら、


シャワーを浴びるために風呂場に向かう。。。


布団で寝ることが出来なかったお陰で身体はギシギシ言う。。。


歩きながら、腰を回すと骨が


ゴキッ、ゴキッ、ゴキッ、


手を組んで背中を伸ばすと、


ゴッ、ゴッ、ゴッ、


まだ口がネバネバしている。。。



今日は休みというか仕事をサボった。。。


まぁ今日締めのものは何もないのだから、


仕事をしようにもしようがないのだ。。。


準備や予習は出来るが・・・。。。



布団の上でゴロゴロしたり、


溜まっている録画ビデオを観たり、


それに飽きてはネットをしたり、


大好きなコーヒー牛乳を片手に暇を持て余す。。。


またスポーツNEWSを見つけては、身体がうずうずして


部屋の隅に立てかけてある木製のバットを振りまわした。。。


最初のスイングで腰の骨が鳴った。。。


ゴッ、と。。。



部屋の真ん中にある蛍光電気から垂れ下がっているスイッチのひも。。。


寝ている時でも点けたり消したり出来るように、ひもの先に


何かでもらった首から下げるパスケースを括りつけてある。。。


そのパスケースはちょうど僕にとっての真ん中ちょい低めなので、


立ち位置を変えれば、内角外角とコースを自由に変えられる。。。


僕はまるでドカベンのように


パスケースを振りぬく。。。


パシッ、パシッ、パシッ、パシッ、パチン!


電気が点いた。。。

搬入でミスがあった。。。


やばい・・・。。。



土曜日放送の録音番組に関しては水曜日が搬入閉め切り。。。


しかし12時を回ってもそれは完了出来ずにいた。。。


焦る気持ちを無理やり抑えつけながら、


無確認作業を進める中で一つ、ミスに気付いた。。。


基本サンプルレートは44.1の16bitなのだが、


何故かバウンスした素材は48.0だった。。。


(やらかした~)


急いでAdobeで44.1に変換するのだが、


チャンネルを変えると音が変わってしまう。。。


わかりやすく言うと


右投げの人がいきなり左投げになれるか!


という感じ。。。


(バウンスした素材がダメ、ということは


元の素材だ)


すぐに事務所で編集した素材をAdobeで読み込んだ。。。


するとその素材は44.1だった。。。


(?ん~。。。バウンスする際に何か変なボタンを押したのかな~)


結局、原因はわからず終いだったのだが、なんとか無事、搬入は出来た。。。


収録もこなしながらね。。。