こんにちわ、私はうてゅうでぃんです。

どうも地球での生活が上手にできないので、

もしかして私はうてゅうでぃんなんじゃないかとか、

なんならうてゅうに帰ったほうがいい感じに生活できるんじゃないかなとか、

そんなことを考えたことがあります。あるだけです。

天の川銀河のオリオン腕に住んでることだけは確かです。

 

今日の私はごきげんななめなのだー。

なぜならいまだに世の中のたくさんの人が

ニシキアナゴをチンアナゴだと思ってるからだー。

ニシキアナゴをチンアナゴとして紹介してる

動画とか記事とか見るたんび、私はこんなにも

「それニシキアナゴだよー」って心の中で思ってるのに

世の中がぜんぜん変わんないことにおこってるのだー。

 

ニシキアナゴ、学名Gorgasia preclara。

ウナギ目アナゴ科チンアナゴ亜科シンジュアナゴ属。

たくさんの人がチンアナゴだと思ってる

オレンジと白のストライプ柄の

細くて長くてめんこいおさかなだー。

 

対してチンアナゴ、学名Heteroconger Hassi。

ウナギ目アナゴ科チンアナゴ亜科チンアナゴ属。

ニシキアナゴと同じく細くて長くてめんこいんだけど

白地にちっこい黒い斑点と、おっきな黒い斑点がある柄で

正直ニシキアナゴに比べると

ちょっとだけキモいおさかなだー。

 

でも砂から頭だけ出してゆらゆら揺れてる姿は

どっちもめっちゃかわいい。

「こらーこっちくんなー」って顔つきあわせて

どっちがより大きく口を開けるかでケンカしてる姿も

迫力のはの字もなくてめっちゃかわいい。

 

水棲生物ではタツノオトシゴが最推しの私だけど

負けないくらいニシキアナゴも好き。

チンアナゴはなんぼかランキング下がるけど好き。

 

ちなみに茶色っぽい肌に白い斑点がお上品に並んでる

シンジュアナゴってゆーのもいて

チンアナゴに比べると好きなビジュアルしてる。

 

ニシキアナゴと近縁種で、学名はGorgasia japonica。

生態とか細長い容姿はほとんどおんなしなんだけど、

チンアナゴとは遠い親戚みたいな分類。

 

学名のちがいもおもしろい。

ニシキアナゴ:Gorgasia preclara

Gorgasia = 「ゴルゴンの」

     ニシキアナゴの群れを見てたら、

     ギリシャ神話にでてくる怪物姉妹、

     ゴルゴン三姉妹のメデューサの髪(蛇)が

     連想されるからこうついたんじゃないかな。

Preclara = 「非常に美しい」

 

チンアナゴ:Heteroconger hassi

Hetelo = 「異なる」

Conger = 「アナゴ(コンガーイール)」

Hassi = 「H.Hasse氏の」

    標本収集家で研究家のH.Hasse氏への献名。

 

シンジュアナゴ:Gorgasia japonica

Gorgasia = 「ゴルゴン」

Japonica = 「日本の」

 

学名に「日本の」がついてるのに、

なかなか日本人に有名にならないシンジュアナゴ。

ふびんなのでかわいがってあげてね。

 

今日もどっかの水槽とか海の底で

水にゆられてるの想像したら

また水族館行きたくなってきたー。

 

そいえば水といえば

「高濃度水素水」ってなんだー。

そんなに水素(H)がほしいなら

お水(H2O)飲んでればいいでしょー。

水分補給もできてお得だよー。

 

いかりのとばっちり。

 

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こんにちわ、私はうてゅうでぃんです。

どうも地球での生活が上手にできないので、

もしかして私はうてゅうでぃんなんじゃないかとか、

なんならうてゅうに帰ったほうがいい感じに生活できるんじゃないかなとか、

そんなことを考えたことがあります。あるだけです。

天の川銀河のオリオン腕に住んでることだけは確かです。

 

世の中にはいろんな人がいて、

いろんな「ノー○○ ノーライフ」

(○○がなければ生きていけない)

があるけど、私はたぶん、

「ノーミュージック ノーライフ」

(音楽がなければ生きていけない)

なんだと思う。

 

私は曲をアーティストじゃなくて、

楽曲そのもので選ぶことが多い。

この曲が好きーって思うと

個別でダウンロード販売されてるのを買って、

気が済むまで1曲リピして聞くことも多い。

 

もしその曲が個別ダウンロード販売されてなかったら

その1曲のためにアルバムを買うこともある。

そして目的の曲だけを1曲リピして聴きまくるから

他にどんな曲があるのか知らないアルバムも多い。

 

セットリストがそのアルバムの世界観表現してて

その流れがすごく大事ってゆーのも知ってる。

時間があるとき通しで聴いてみて、

あ、こんな曲もあったんだーとか

買った10年後に新鮮な気持ちで楽しめるから

でぃん的おすすめのアルバムの聴きかた。

いやおすすめしない。よいこは通しで聴こう。

 

そんな私にもなんぼか

アーティスト自体が大好きで

積極的にアルバムを買うことがある。

 

古くは谷山浩子さん。

CAPSULEとかPerfumeの中田ヤスタカさんもそう。

KOKIAさん、元気ロケッツとか

そこそこメジャーどころなアーティストから

Bernisさん、Krisuさん、agraphさんといった

すっごいマニアックなアーティストまで。

 

でもそのアーティストが出してるアルバムを

全部持ってるアーティストはほんとに一握り。

 

purikokoさんという、

ネットで音楽活動をしてる人も

数少ないそのひとり。

メジャーどころかインディーズでもない。

出してるアルバムも「同人作品」で

ふつーのCDショップには並ばない。

 

00年代MIDI全盛期から活動してる人で、

着メロサイトのメンバーのひとり。

今は同人アニメ作家さんと結婚してるらしい。

 

音楽の作風は、癒し系で不思議系。

音を聴いてると風景が頭に広がってきて、

ふわふわと気移りするかのような転調が

その風景とか時間の移り変わりに思える。

絵本の1ページをレコードプレイヤーにかけたら

こんな曲流れてきましたーみたいな感じ。

 

あと要所要所に入る不快じゃない不協和音も特徴的。

例えるなら、そーだねぇ・・・

いつも通りかかる公園のベンチでは、

よくきれいな女の子が宙を眺めている。

なんとなく不気味ではあるんだけど、

表情を見ると慈しむような優しい表情で微笑んでたり

ときどきそこで居眠りを始めたりするから

危険をもたらすようなものを見てる訳じゃないんだなぁ

って、なんとなく安心感が持てる、みたいな不協和音。

 

そんな転調と不協和音が

絶妙な配合で入ってるそれは

確かに音楽ではあるんだけど、

どっか音楽の枠組みから外れてる気がする。

もしかしたらこのピアノとか胡弓に聞こえる音は

実はアスファルトを打つ雨とか

波打ち際とかの自然音で、

私の耳に心地よく届いてるのかもしれない。

 

そんなことも考えちゃうくらい

すてきで不思議な音楽を作る人なんだ。

 

とりあえずユーチューブで検索したら

purikokoさんご本人のチャンネルがあるし、

旦那さんのアニメ作品のBGMとしても聴ける。

 

気に入ったら

同人作品を扱ってるサイトで

ダウンロード販売のアルバムがあるから

買ってみるのもいいかも。

 

私みたいな疲れた社会人におすすめ。

 

UTDN-0054

こんにちわ、私はうてゅうでぃんです。

どうも地球での生活が上手にできないので、

もしかして私はうてゅうでぃんなんじゃないかとか、

なんならうてゅうに帰ったほうがいい感じに生活できるんじゃないかなとか、

そんなことを考えたことがあります。あるだけです。

天の川銀河のオリオン腕に住んでることだけは確かです。

 

果実。

植物が世代交代のために作った

種子そのものだったり、

生息範囲を広げるために講じた工夫だったりするもの。

 

スーパーに行けばいろんな果物が売ってて、

私たちはお手頃な価格でそれを買って

毎日のように食べることができる。

 

ご近所の庭になってる柿とかみかんとか南天とかは

勝手に取っちゃだめだよ。

 

植物の生存戦略てゆーのはおもしろいもので、

人間とか動物のように脳はないけど、

それぞれの品種でいろーんな戦略をとってる。

 

まず種子は、次の世代の発芽のための

栄養がたっぷり含まれてることが前提ね。

 

①外皮を固くする

種そのものがかじられて台無しにされると困るので、

外側の皮そのものを固くして食べられないようにする。

まー動物はそれを食べたくて

歯とか胃酸とかを発達させてきたのもおもしろい。

人類なんてのは歯応えがたまんなーいとか言って

外皮ごとばりばり食べたりするし、

煮たり焼いたり道具を作ったりして、

やわらかくなった外皮ごと食べちゃったり

道具でむりやり開けたりして食べちゃったりする。

人類こわい。

 

②果実を発達させる。

動物に食べさせるのが前提の戦略。

やわらかくて甘くて栄養素豊富な果実に種子をくるんで

種子といっしょに果実を動物に食べてもらう。

それで離れたとこでフンをしてもらうことで

種子だけを守って離れたとこで発芽する。

人類なんてのは「種じゃまだなぁ」とか言って

品種改良(植物にとっては品種改悪)させられて

種子ができにくい果実を作られちゃったりする。

人類こわい。

 

③毒とか苦味や辛味成分で食べられないようにする。

逆に動物に食べさせないようにする戦略。

動物が口に入れてもすぐ吐き出させて

「あれは食べれたもんじゃない」って学習させて

自分の種子を守る。

人類なんてのはさすがに毒は避ける傾向にあるけど、

苦味や辛味は「この味がたまんなーい」とか言って

喜んでむしゃむしゃ食べちゃったり、

毒があっても調理でとか発酵とかで

無毒化して食べちゃったりする。

人類こわい。

 

④発芽タイミングをコントロールする。

例えは乾燥地帯の植物は雨季に入ったら発芽する。

例えば春、気温があたたかくなったら発芽する。

成長に有利な条件が整うまで種子の状態で休眠して

適切に発芽して、適切な環境で生育するようになってる。

植物ってあたまいいよねぇ。

人類なんてのは冷蔵庫に入れたり温室に入れたり、

あとは生育環境をむりやり作ったりして

植物の判断を狂わせて好き勝手栽培しちゃう。

人類こわい。

 

結論、人類こわい。

 

人類とはかくもじゃあくでおそろしい

世界のイレギュラーなのだー。

いっぺんほろんだらいいー。

 

でも植物も負けてない。

世の中には「人間を利用して繁栄した植物」がある。

 

これは、生物として何を「成功」とするかの話。

 

なんか人類の存在は世界のイレギュラーだから、

人間の手を借りずに繁栄していけることこそ

生物としての成功だー、みたいに感じてる人って

わりといるんじゃないかな。

 

でもよく考えてみると、

肉食動物も、草食動物も、

「他の生物を食べ」ないと生きていけない。

 

植物は、他の植物より多くの栄養を獲得して

生息範囲を広げていかないと生きていけない。

 

昆虫とかに蜜を吸わせることで花粉を運ばせて

受粉しないと種子が作れない。

 

他の生物にくっついて移動することで

生息範囲を広げることができる。

 

リスは木の実を口にふくんで移動して

そのへんに埋めて貯蔵するけど、

一部はどこに埋めたかわかんなくなっちゃう。

でもそれってもしかして、単に忘れてるんじゃなくて

「自分の生息域に植林して、

 自分の子孫に有利になるようにしてる」

んじゃないかな、って説もあったりする。

 

そういう世界の営みのなかで人類も、

なにかを食べて、なにかを栽培して、

有利に生き残る方法を模索してる。

 

そういう「世界との関係性」を築くことが

「生物としての成功」だとしたら。

 

例えばトウモロコシ。

原種のテオシントは、固い殻のある実を少量つけて、

少しずつ繁栄するという戦略をとった植物。

でも人類に改良されて、実はやわらかく大きくなって

数もたくさんつけれるようになった。

そして何より人間に栽培されることによって、

世界中で繁栄することができた。

 

例えばコメとかコムギ。

野生種は、もともと種子が落ちやすかったけど、

人類に改良されて、収穫しやすさ重視で

種子が落ちにくい構造になった。

でもそうすることでやっぱり世界中で繁栄できてる。

 

例えばバナナ。

人類に食べやすく改良された結果、

種ができにくく、株分けでしか繁殖できない。

ただ熱帯地域で広く栽培されるようになって、

やっぱり品種として結果的に繁栄してる。

 

このへんは「人類に好まれること」で繁栄した植物。

 

逆に言うと、

「人類に栽培させて広く繁栄した生物」。

 

蜜がほしいハチに見つけてもらうために

花という機関を作って色と香りでハチを誘い込む。

花にもぐりこんできたハチに

花粉を付けて受粉の手助けをさせることで

繁栄した花とほとんどおんなし図式。

 

つまり、人類も、他の昆虫とか動植物と同じ

Win-Winになる「自然との関係を築いて」生きてる。

 

人類がいなかった頃、

植物は花粉を風に飛ばして

運良く受粉できる偶然を期待してた。

 

でも昆虫を利用すれば、

効率よく繁栄できることに気付いた植物は

もっと効率よくするために工夫をしてきた。

 

人類もそういう、なにも変わらない自然の営みのなかで

生きてるってことの証明になるんじゃないかな。

 

だから、人類はけっして悪いもんじゃないなー、

みたいに私は思うんだ。

 

基本的に少数の気の合う人としか関わりたくなくて、

おおかたの人類という存在が苦手な私も

そう思うことができたってゆーのは、

もしかしたら私が世界と関係を築くための

大きな一歩になったのかもしれないなー、

ってちょっとうれしくなったりもするんだ。

 

UTDN-0053

こんにちわ、私はうてゅうでぃんです。

どうも地球での生活が上手にできないので、

もしかして私はうてゅうでぃんなんじゃないかとか、

なんならうてゅうに帰ったほうがいい感じに生活できるんじゃないかなとか、

そんなことを考えたことがあります。あるだけです。

天の川銀河のオリオン腕に住んでることだけは確かです。

 

そのへん歩いてて、「眼鏡市場(めがねいちば)」を見かけた。

「がんきょういちば」と読んでみると、

なんか市場で働いてる人たちがめっちゃ筋肉もりもり頑強な人たちで

すっごい頼りがいがあるみたいなイメージをしたその後。

 

いかにもな鮮魚市場に「スリだー」という悲鳴が響く。

そしたらなんかそのへんの売り場から出てきたり

そのへんの壁突き破ったりして筋肉もりもりのお兄さんたちが出てくる。

「おれたちの市場でスリを働いたやつはどいつだー」

犯人はあっとゆーまにつかまって、

ほらまんがとかでよくある、屈強な人が直立したまま、

前に伸ばした片手で犯人を持ち上げるやつやってる。

私はあれを、ちょっとバランス的に

あのポーズはありえないなーって思ってるんだけど、

実際にやってるの見て「やってできる人もいるんだなー」って思って・・・、

たとこで夢から覚めたってことがあった。

 

あ、このエピソード、うそなんだけどね。

4日遅れでなんとかしぼりだしたうそ。

えーぷりるふーるかっこよっかご。

 

閑話休題。

 

最近起きる間際に、こんな夢をよく見る。

 

私は、アナログ時計を見つめてる。

「あの時間」に近づいてくのをただ見てる。

5、4、3、2、1、

それで「あの時間」になった瞬間に、

現実世界で目覚ましが鳴るんだ。

まさに「あの時間」になって。

 

寝てるのに、現実の時間を把握してる・・・?

 

なんかふしぎだよね。

 

でも私は、そこに私なりの答えを与えれる夢をずっと前に見てるんだ。

 

もう10年以上前の話。

夢の中で、ミサイルが火を噴いて飛んでくる。

やばいやばい、こっち来る。

私は逃げるけど、落ちてくるミサイルに

背中を向けて逃げる私の姿が3人称視点で見える。

 

だんちゃーく、いま。

 

がぁーん。

光と振動と耳をつんざく音。

 

目が覚める。

がらがらがら・・・ごろごろごろ・・・。

外は大雨で、雷がぴかぴか光ってる。

どうやら近くに雷が落ちたらしいんだ。

その残響がまだ聞こえてくる。

 

雷が落ちるタイミングでミサイルが爆発した夢を見た?

そんな奇跡なことある?

 

とゆーわけで、夢の仕組みを考察してみた。

 

どうやら私は、近くに雷が落ちた瞬間にその夢を見たらしいんだ。

 

現実で、落雷が発生する。

その瞬間、その音が寝てる私の耳に入ってくる。

私の脳内では、その音に合わせて夢が構築される。

 

「邯鄲(かんたん)の夢」という中国の故事がある。

ある若者が、粟(あわ)を煮始めたところで、うたたねをしてしまう。

そしたら50年かけて栄華(えいが)を極めるまでを体験する壮大な夢を見た。

そして若者が目を覚ますと、まだ粟が煮えていない短時間しか経ってなかった。

 

夢というのは、現実の時間とは全く違う時間の流れを体験できる。

 

落雷した瞬間に、その音の原因がミサイルの着弾だった、という夢を構築したんだ。

夢の中でミサイルが着弾するまで数秒の間があったことをよく覚えてる。

でも現実の私の耳に落雷音が聞こえてきた一瞬の間に

「その音の原因はなんだったのか」という

数秒の体験ができる夢が構築されてたんだ。

 

つまり時計を見つめて目覚ましが鳴る瞬間に「あの時間」になる夢も、

現実で目覚ましの音が聞こえてきたから、

その数秒前から時計を見つめてる夢が構築されたって、そゆこと。

なんじゃないかなーって思ってる。

おもしろいよねー。

 

私は夢をカラーで見る派。

ちょっと色が薄いときもあるけど、だいたいカラー。

そういう人は妄想力が高いらしいよ。

しらんけど。

 

UTDN-0052

浦島太郎の話、その③。

 

日本書紀は当時の強大な国である中国に

日本の歴史と文化をアピールするためにまとめられた

正式な歴史書。

 

そこになんでファンタジー全開の

「浦嶼子」の話が挿入されたのか。

 

まず日本書紀は、

第40代天皇・天武(てんむ)天皇の指示で

681年から編纂(へんさん)が始められた。

完成したのは720年、足掛け39年の大事業。

 

天武天皇の息子さん、舎人親王(とねりしんのう)と

当時の権力者の藤原不比等(ふじわらのふひと)さんが

中心となって編纂が進められたらしい日本書紀。

 

天地開闢(てんちかいびゃく∕日本の土地の誕生)から、

第41代天皇・持統(じとう)天皇の時代までをまとめてある。

この持統天皇は、天武天皇の奥さんね。

 

神話から現代までをまとめた大スペクタクル書物。

日本の歴史を余すところなく読めるんだ。

ただ、編纂を進めるにあたってどうも困ったことがあった。

 

日本に中国から漢字が最初に伝わったのが1世紀頃。

そして日本人が漢字を使いこなせるようになったのは

だいたい4〜5世紀頃。

400年くらいかけて、なんとか日本人は文字を習得した。

でも、それまでは日本に文字がなかった。

 

初代天皇の神武(じんむ)天皇は、紀元前660年頃の人。

紀元後681年に書き始めるまでには

日本には実に1300年の歴史があった。

 

実際に神武天皇が天皇の座についてから、

皇紀という通しで数えられてて、

天武天皇が日本書紀編纂を命じた681年は、皇紀1341年。

 

ただ、そのうち約1000年は

文字がない状態でカウントされてて、

ほんとにその数字が合ってるのかはわかんない。

・・・ていうか、一説には

日本書紀を編纂するにあたって便利だからと

そのときに作られたのが皇紀だとも言われてる。

 

あと何年前に○○天皇が何をしたなんてエピソードも

正確に伝わってるわけじゃなくて、あくまでも口伝。

それぞれの天皇のエピソードなんかは

昔になればなるほどだいぶふわっとしてるし、

言い伝えられる通りに書いてみると、年齢がおかしい。

第6代・考安(こうあん)天皇なんかは

102年も在位してたことになって、

137歳まで生きてたとかゆーギネスものご長寿。

 

他にも、

第11代・垂仁(すいにん)天皇は在位99年、139歳没。

第9代・開化(かいか)天皇は在位98年、111歳没。

第5代・孝昭(こうしょう)天皇は在位83年、114歳没。

第12代・景行(けいこう)天皇は在位60年、143歳没。

 

とかとか、

当時の人の平均寿命からは考えられないくらい長生き。

なのにその天皇にどんな功績があるのかがいまいちわかんない。

 

てゆーか嘘だよねそれ、ってツッコミが入っちゃう。

 

きっと当時の人だって思う。

さすがにこれはありえない。

 

なんか中継ぎの天皇でっちあげたところで、

天武天皇は第40代、

持統天皇は第41代なんて決まっちゃってるから

天皇を増やすわけにもいかない。

 

さーどうしよう・・・?

 

あ。

 

元々神様の家系が天皇家なわけだし、

神様は長生きなわけだし、

そーゆー理由で長生きってことにしちゃわない・・・?

 

で、それを中国に通りのいい感じで現実感持たすには・・・?

 

あっ、これだーっ!

丹後国風土記にある、「浦嶼子」の話!

これを長生きする人がいる理由として

日本書紀に入れちゃえー!

 

この話の中ではさらっと300年経ってるから

こういうことが実際あるんだよって示しとけば

ちょっと長生きしてるように見えたとしても

なんも不思議なことないんじゃないかなー。

 

・・・なーんて軽いノリな話が

あったかどーかは正直わかんないけど、

そんな感じで日本書紀に浦嶼子が挿入されたと思うと

私なりにはしっくりくるんだよね。

 

これはあくまで私の予想。

私が勝手に組み立てた私なりの物語。

特に日本書紀とかそれに関する書物を

原文で読みあさった訳でも、

長年日本書紀の研究にたずさわった訳でもない

ずぶのシロートの勝手な妄想。

 

当時にSNSがあったら完全に炎上するやつだと思うし、

実際中国の人で日本書紀を読んだ人の中でも

「これ絶対おかしいよね」って思った人はいたと思う。

 

なんなら「日本は歴史を誇張してる」とか、

「これだから煬帝さまを怒らせた極東の野蛮人は」

なんて批判もあったかも。

 

実際、浦嶼子の話は、日本書紀全30巻のうち、

第21代・雄略(ゆうりゃく)天皇の時代のこと、

西暦456年〜479年のことが書かれた

だいたい当時でいう近代に近づいた14巻に

言っちゃえば言い訳がましく挿入されてるおはなし。

 

歴史を8割がた書いた時点で

まだ半分いかない14巻かーとも思うけど、

近代に近づくにつれて解像度が上がってって

書くことがいっぱいあるからその後16巻も続いたんだね。

 

とにかく浦嶼子のおはなしは、そんな感じで

歴史のミッシングリンクを埋めるものとして

この世に出されたおはなしだったんだ。

 

・・・だった、ん、じゃないかなぁ。

 

正直はっきりとはしないけど、

当たらずも遠からずまでは近づけたと思う。

 

自分はこう思う、こう解釈したって人とか

ちゃんと研究した人のご意見も聞いてみたいなぁ。

コメントお待ちしてまーす。

 

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