旧暦の四月八日は、お釈迦様が お生まれになった日です。この日を仏教では「花まつり」といいます。
今年は五月五日がその日にあたるということで、GWの最終日の五月六日に、実家の菩提寺で「花まつり」が執り行われました。
同時に、檀家で忌明け(四十九日法要後)して初めての花祭りを迎える方の家に「初めての花まつり」という意味で初花(はつはな)の法要も行われましたので、今年他界した母親の供養でお参りしてきました。
まつりなのに法要?と不思議に思いましたが、
仏教の教えで輪廻転生(りんねてんしょう)の意味かあると、住職からお話がありました🙏
【花まつりの由来】
お釈迦様のお誕生の時に、空から甘く清らかな雨が降りそそぎ、お釈迦様の身体を清めたと云われています。 お生まれになってすぐに東西南北に七歩ずつ歩まれ 右手は天を左手は地をさして「天上天下(てんじょうてんげ) 唯我独尊(ゆいがどくそん)」とおっしゃったそうです。これは「かけがえのない自分の生命が、世の中で一番尊く大切だ」という意味です。そして「他の人々の生命も大切にして、思いやりのある心を持ちなさい」という教えです。
そのような立派なお釈迦様のお誕生をお祝いする日を「降誕会(ごうたんえ)」といい、それが「花まつり」です。