ジャンクの蛇腹式カメラから取り出したヘリコイドを再利用して、ヘリコイドアダプターを自作しようとしています😁
にゃんこのはなが逝ってしまった事で、何だか製作意欲が失せてしまって中断していたヘリコイドアダプターの自作ですが、再開しました😀
前回の続きになります。
次はヘリコイド部分の組み込みなのですが、ヘリコイドを縮めた状態で∞を出すために、フランジバック寸法を確保するためには、多条ネジとリングナットそのままでは長過ぎて全く寸法が出ません。
まずは、何とか短くするために多条ネジのリングナットの厚みをヤスリで削り、4.5mmから3mmまで薄くしました。
↓↓↓削る前のリングナット

後は、Nikon1側のCマウントアダプターも1.5mm削って薄くしました。
しか~し、ライカM-Nikon1アダプターの厚み12mmほどに収めるのは無理なことが決定的になりました😅
ライカMのバネヨットの爪が深く入り込む構造なので、この多条ネジの内径が小さくて入れ込めないからです。
このまま、ライカMのマウントを付けるか・・近接専用とかレンズ遊びにはつかえますけどね。
それとも、フランジバックが1mm長くて入り込まないネジ式のライカL39マウントを付ければ∞が出せるかも🤔
まあやり始めた事なので、とにかくNikon1マウント側へのヘリコイド移植を完成させることにしました。
薄くした多条ネジのリングナットの固定から再開です。
元々使われていたナット押さえプレートの、3ヶ所の穴を使ってビス止めします。
↓↓↓瞬間接着剤で仮止めして、M2タップ下穴ドリルで写し穴を開けます。

↓↓↓ナット押さえプレートの穴を2mmのドリルで広げてから、皿穴加工します。

↓↓↓Cマウントアダプターの写し穴に、M2タップ加工します。

↓↓↓多条ネジとナットをセットして、M2の皿ビスを締めれば、ヘリコイド部が取り付きます。

これも、元々使われていたピントリングです。
↓↓↓リングナットに嵌め込んでから、その境目にM2のタップ加工をします。これは、仕事で我々の業界では、ベアリングブッシュの廻り止めに使われる手法です。タップ下穴ドリルで慎重に穴明けをしないと、片側へズレてしまって役に立ちません。
これで、ピントリングがガタ無く取り付けられます。
次回に続きます。