YASHINON 35mm F1.8の ニコン1マウント化が完成しました | かわうちのこ

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utchiePPの‥カクレクマノミとにゃんこ‥カメラ
職業は機械設計で、若者に元気を貰って働き続けて勤続46年になりました。往復26㎞を自転車通勤しています。

1970年頃に発売された、レンジファインダーのレンズ固定式フィルムカメラ、YASHIKA ELECTORO35CC のジャンク品からレンズを取り出して、PPのニコンV1に付けられるように改造していましたが、やっと完成しました 😃


PPが一つだけ持っている、標準ズームの1NIKKOR 11-27.5mm F3.5-5.6 は沈胴式なので、今回の改造レンズは、持ち運び時のコンパクトさでは期待通りとはなりませんでしたが、単焦点の明るいレンズなので、マニュアル撮影をしたいPPにとっては、選択肢が一つ増えました。以前に買ったタムロンアダプトールと比べるとスゴく身軽になり、その点では期待通りで満足しています。

アダプター込みで、¥5K足らずで出来たので良かったです👍


前回の続きから~

ヘリコイドの廻り止め加工が残っていました。

散々考えた末に・・この方法しか無いなと。

でも加工の難易度は高く、慎重にやりました。


この黒い、後玉筒に対角に2ヶ所切られている切り欠き溝に、廻り止めが入って画像の上下にスライドする必要があります。


アダプターの側面に対角に2ヶ所、皿モミをしてからM4タップを立てて、アルミサッシ用の8mm長さの皿ビスをねじ込み、廻り止めにします。レンズ側の溝幅は4.2mmで、ビスは4mmですから、少しでもタップ穴がズレると入らなくなります😅 一発勝負です!
ハンドドリルでの加工ですが、長年の機械屋の勘でバッチリ合いました😃✌️


ビスを一旦抜いてから、ヘリコイドにグリスアップして、レンズのピントリングを∞にセットした状態で、アダプターの左細目ネジを目一杯ねじ込みます。
アダプターのタップ穴に、レンズの切り欠き溝が合う位置で皿ビスをねじ込んで固定。

見えにくいですが、アダプターの穴の中に、レンズの後ろ玉筒がくっ付く寸前まで入り込んでいます。無限遠はギリギリの位置的にでした💦

ニコン1の標準ズームとの大きさ比較です。
外径とレンズ径は少しだけ大きいです。
でもカッコいい😁

改造レンズは、最近接0.8mの位置で撮っていますので、あと5mmほど縮みますが、それでも収納時の長さは敵いません。

撮影時は短い!