1970年頃に発売された、レンジファインダーのレンズ固定式フィルムカメラ、YASHIKA ELECTORO35CC のジャンク品からレンズを取り出して、PPのニコンV1に付けられるように改造していましたが、やっと完成しました 😃
PPが一つだけ持っている、標準ズームの1NIKKOR 11-27.5mm F3.5-5.6 は沈胴式なので、今回の改造レンズは、持ち運び時のコンパクトさでは期待通りとはなりませんでしたが、単焦点の明るいレンズなので、マニュアル撮影をしたいPPにとっては、選択肢が一つ増えました。以前に買ったタムロンアダプトールと比べるとスゴく身軽になり、その点では期待通りで満足しています。
アダプター込みで、¥5K足らずで出来たので良かったです👍
前回の続きから~
ヘリコイドの廻り止め加工が残っていました。
散々考えた末に・・この方法しか無いなと。
でも加工の難易度は高く、慎重にやりました。
この黒い、後玉筒に対角に2ヶ所切られている切り欠き溝に、廻り止めが入って画像の上下にスライドする必要があります。
アダプターの側面に対角に2ヶ所、皿モミをしてからM4タップを立てて、アルミサッシ用の8mm長さの皿ビスをねじ込み、廻り止めにします。レンズ側の溝幅は4.2mmで、ビスは4mmですから、少しでもタップ穴がズレると入らなくなります😅 一発勝負です!
ハンドドリルでの加工ですが、長年の機械屋の勘でバッチリ合いました😃✌️
ビスを一旦抜いてから、ヘリコイドにグリスアップして、レンズのピントリングを∞にセットした状態で、アダプターの左細目ネジを目一杯ねじ込みます。
アダプターのタップ穴に、レンズの切り欠き溝が合う位置で皿ビスをねじ込んで固定。
ニコン1の標準ズームとの大きさ比較です。