懐かしの軍艦写真集を眺めて思う事 | 内山正博のSAXOPHONE藪睨み

内山正博のSAXOPHONE藪睨み

現役サキソフォンプレーヤーの独り言です。
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 私、ジャズサックスを生業にしております。18歳でサックスを始めて早46年経ちました。初めてサックスを手にした時「コレで飯が食えたら最高だ!」とビビっと感じたものです。ジャズを意識して聴き始めたのは15歳位ですか。しかしそれを遡ること6年。小学3年生の頃私は軍艦に夢中になっていました。そしてこの軍艦好きは実は現在も変わらず、毎年数冊の写真集やら軍艦関係の書籍(電子書籍含む)を購入してしまいます。要するにジャズ歴より軍艦歴の方がキャリアが私は長いのです。

…で、中学生だった頃小遣いを貯めて買った写真集が右のvol.1戦艦・巡洋戦艦です。今から丁度50年前の1974年の中学生の私にとって8千円は巨額でした。


このシリーズはvol.5位迄あった様な気がします。確か小艦艇だか雑役船だか…でも子供の私には一冊が精一杯。他は涙を飲んだのです(笑笑)。

 それから約8年後大学を辞めてプー太郎の私は増刷されたvol.2巡洋艦・コルベット・スループを高田馬場の本屋で偶然見つけました。手持ちの金をかき集めてなんとか手に入れたのです。1万円になっていました。バイトで食い繋いでいた私にはこれで精一杯。でも現在はもう大人なので残りも探そうかと思っている今日この頃です。

 実はゴジラ-1.0に重巡高雄が出て来たので突然明治22年11月に竣工した初代の巡洋艦高雄(高雄という名前は2代目だそうです)を詳しく見たくなって何十年振りかで本棚から引っ張り出してみました。色々な事が懐かしく高雄の事もそうですが当時の自分の事や友達の事まで思い出すものです。電子書籍では味わえない感覚だろうと思いました。