私はその班で、サトウという男子と気が合い

急速に仲良くなった。


サトウは、色白でスッキリ整った顔立ち・・・、どちらかと言うと女っぽい外見だが、

イナカっぽさはまだ残ってて、幼稚で無垢な少年といったところか。


でも、この「幼稚で無垢」ってところが、この時の私も同じだった。

小学生の精神のまま、お互いに戯れていた。


しかしココは、「周りはミンナ思春期真っ只中」の中学なのだ。


周囲からは、私とサトウは人目もはばからずただイチャついているように見えたらしく・・・

まん中小の時からの女友達にひやかされたりしたのだった。


今でも印象に残ってるセリフは・・・・

”キムとサトウは平松愛里の部屋とYシャツと私の歌詞と同じだね~ラブラブ

あなたの苗字になるわ~たし~音譜って。”

(この辺りが時代を物語っている)


私は、サトウのことは好きじゃないのに、ただ友達として接していただけなのに、

この時すごく嫌な思いだったむっむかっ

で、それからは急にサトウのことが嫌いになって今までと180°違う態度になってしまった。

サトウにしてみれば「?」であったと思うが・・・。


と同時に、私は心の中で強く思うことがあった。

「これからは、男子と友達になったり仲良くなったりするのはやめようビックリマーク

これからは・・・・硬派で行くのだ!!」・・・・・と。


しかしこの時は、この決意がこの先6年間続くスクールライフを

灰色1色に染めることになろうは・・・・ドクロ気付くはずも無いのだった・・・・。




私の通っていたO中学は、3つの小学校からの卒業生が集まります。


トカイ小、 まん中小、 イナカ小、の3校です。


あか抜けた生徒達の多いトカイ小。

自然に囲まれたイナカ小。

その中間にあるまん中小(私はまん中小出身)。


なので、新しい学校、クラスになっても、だいたい1/3は顔見知りか友達なわけです。


中学校では、班(男3女3)を決めて生活するもの・・・。

(今考えると合コンチックだ・・・。)


まだ慣れない交友関係の中で、先生も配慮したんだろう。

まず、男女それぞれで自由に3人組をつくらせ、クジかなんかで

組み合わせを決めたのだ。


当然、最初は同小出身で男も女も組む。


私は、まん中小の友人2人と、イナカ小の男子3人と同じ班になった。


中学校へ進学した私は、そこでO君の変わり果てた姿を見て愕然とした・・・。


それは、あの「銀板の上の白いコートの王子サマ」とは似ても似つかない、

坊主頭で顔中にきびだらけの学ランをきた、ただの男子中学生になっていた叫び


O君は小学の時から、ソフトボールチームに入っていて、中学になったら

野球部に入ると決めていたのだ。

それで、中学になったら丸坊主にするから、卒業前に髪をのばしてオシャレを

楽しんでおきたかったのだ。


こうして、私の初恋は幕を閉じた・・・・(あっさり)。


しかし、中学生活はスタートしたばかりビックリマーク


私は、器械体操部に入部し、小学3年のころからトレードマークだった眼鏡を

コンタクトレンズに代えて、小さく生まれ変わり、

目の前に広がる未知の世界へと歩みはじめたのだった。