レティスの影を追い、空間のゆがみに飛び込んだ先は色のない闇の世界だった。



こちらの世界にもレティシアの村があった。
しかし村人たちも色がない。



村の長老は言った。
世界の破れ目を通ってやって来た光の世界の住人ではないかと。



それならば頼みがあると長老。
なんとこの村はレティスに襲われているというのだ。
その真意を確かめてほしいと言う。



ウタはレティスに会うべく、レティスの止まり木と呼ばれる場所にやって来た。



するとどこからかレティスが現れ、急に襲い掛かって来た。



神鳥と呼ばれるだけあって手ごわい相手だ。
強力な呪文を放ってくる。



そればかりかこちらの強化呪文まで解除してしまうのだ。



そこでヤンガスは相手の防御力を下げる技を使い、一気に攻め立てた。



そして無事にレティスを撃退する。
するとレティスが話しかけてきた。
ウタたちの力を試すために戦いを仕掛けたのだと。



レティスは言う。
力ある者の助けを必要としていると。
村を襲う手助けをしろとでも言うのだろうか。



村を襲ったことは本意ではなかったとレティスは言った。



レティスの巣には卵が眠っていたが、それを暗黒神の配下であった妖魔ゲモンに人質にとられてしまったのだ。
そして人間の村を襲えと脅されていたらしい。



卵を救う為、そして人間を守るためにも卵を救ってもらえないかとレティスはウタに頼んだ。
ウタはそれを了承する。



そしてウタたちはレティスの巣のある岩山へと運ばれた。



山頂にレティスの巣はある。
ウタは険しい山を登った。
そして巣にたどり着く。
しかし巣の前にはゲモンがおり、戦いとなる。



ゲモンは口から激しい炎を吐きだしてくる。



こちらも負けずにゼシカの炎の呪文が炸裂した。



倒れるゲモン。
しかし道連れだと卵もろとも爆発してしまった。



爆発が収まると、そこには粉みじんとなった卵があった。



悲しむレティス。



だが、そこへ小さな声が響いた。
レティスの子の魂が話しかけてきたのだ。
その子は言った。
ウタたちの手助けをしたいと。



魂だけの存在だが、ウタたちの体を借りれば自由に空を飛べるようになるとレティスの子は言った。



これでレオパルドを追うことができる。
ウタたちは自分たちの世界へと戻って来た。



空を飛べるようになったウタはレオパルドを探した。
そして高速で飛行するレオパルドを発見。
追跡するとそこはサヴェッラ大聖堂だった。



窓を破り法皇の間に飛び込むレオパルド。



慌てて後を追うウタ。
そこには今にも法皇に飛び掛からんとするレオパルドの姿があった。



かばうように立つウタ。
そして戦いが始まった。



雄たけびを上げ、凍える吹雪を吐き出してくるレオパルド。



こちらも負けじと炎の呪文で応戦する。



戦いは熾烈を極めたが、勝ったのはウタたちだった。



激しい光と共に爆発するレオパルド。
後に残ったのは元の犬の姿に戻ったレオパルドだった。



そこへ飛び込んできたのは教会のナンバー2であるニノ大司教だった。



そしてククールの兄で、法皇の警護役だったマルチェロが姿を現す。



マルチェロはあろうことか法皇の暗殺を謀ったのはニノ大司教であり、ウタたちもその協力者だと言い出すではないか。



弁明の余地もなくウタたちは捕らわれてしまった。



連れていかれるウタたち。
後に残ったのはマルチェロと杖だけだった。
マルチェロはその杖を手に取ってしまう。



杖はマルチェロの体を奪おうと触手を伸ばしてくる。



その時、マルチェロはナイフで自分の腕を突き刺した。



そして体を奪われるのを阻止したのだった。



その頃、ウタたちは煉獄島の牢に捕らわれていた。



ウタたちが煉獄島に捕らわれ何も出来ぬまま時間だけが過ぎていった。
そして1か月後、法皇がひと月前に亡くなっていたということが判明する。



事の真相を確かめなくては。
ウタたちは策を弄した。
金のロザリオを飲み込んでいたと看守に言うニノ大司教。



金のロザリオにつられ牢を開け中に入ってくる看守たち。



その隙にウタたちは看守を背後から襲い、のしてしまった。



そして無事に煉獄島から脱出することに成功する。



サヴェッラ大聖堂へ戻って来たウタたちは、マルチェロが次期法皇だと知らされる。



マルチェロは就任の儀式のため聖地ゴルドへと行っているらしい。



聖地ゴルドへと急ぐウタたち。



そこには観衆の前で演説するマルチェロの姿があった。



マルチェロは言う。
無能な王を追い払い、今こそ新しい主を選ぶ時だと。
従わなければ死が待っていると観衆を脅したのだった。



ウタたちは侵入がバレ、兵士に取り囲まれてしまう。



その時、神鳥の魂が語り掛けてきた。
そして光と共に飛び立ち、マルチェロの前へと降り立った。



マルチェロとの戦いが始まる。



祈りをこめ十字を切ったマルチェロ。
その攻撃はウタたち全員を苦しめた。



さらに、かまいたちを放ち追撃してくる。



その攻撃をしのぎ切り、炎の呪文で応戦するウタたち。
巨大な火柱が上がる。



火柱が消えた時、そこに現れたのは倒れるマルチェロの姿だった。



次の瞬間、マルチェロの持つ杖が怪しく輝きだす。



そう、ラプソーンだ。
マルチェロが倒れたことで、その体を奪うことに成功していたのだ。



最後の賢者である法皇が死んだことで、杖の封印は失われていた。



「甦れ、我が肉体よ」
ラプソーンが叫んだ。



ひびが入り崩れだす女神像。



女神像の中から放たれる邪悪な光。



そして大地を割き、巨大な暗黒魔城が姿を現した。



広がる闇。
このまま世界は闇に包まれてしまうのだろうか。


【第6夜】へ続く


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