4人の光の戦士現る
この世界は暗黒に包まれている。
風はやみ、海は荒れ、大地は腐っていく。
しかし人々はひとつの予言を信じ、それを待っていた。
この世、暗黒に染まりし時、4人の光の戦士現れん。
長い冒険の末、4人の若者がこの地にたどり着いた。
そしてその手にはそれぞれクリスタルが握られていた。
4人の光の戦士はコーネリア城を訪れていた。
王は4人に向かい言った。
王女セーラを救い出してほしいと。
この国のナイトであったガーランドが王女をさらったというのだ。
ガーランドは北にあるカオスの神殿に潜んでいるらしい。
無事に助け出すことができれば、北の大陸へと架かる橋を再建してくれるという。
4人はカオスの神殿目指して旅立った。
行く手に立ちふさがるのは数多くのモンスター。
そして4人はカオスの神殿へとたどり着く。
朽ち果てた神殿内にガーランドの姿はあった。
こちらに気が付いたガーランドは剣を抜き切りかかって来た。
王国のナイトだっただけあり、その剣筋は鋭い。
しかし黒魔術士のファイアの魔法が火を噴いた。
ガーランドを倒すことに成功する。
王女を無事に救出することができた4人はコーネリアへと向かう。
大陸に渡り、クリスタルの輝きを取り戻してほしい。
王は4人にそう言った。
モンスターを追い払い、世界を救うためにはクリスタルの輝きを取り戻さなくてはいけないらしい。
4人は北の大陸を目指すこととなった。
そんな4人に王女は代々伝わるというリュートを手渡すのだった。
王は約束通り、大陸へと続く橋を架けなおしてくれた。
4人は橋を渡り大陸へと足を踏み入れる。
そして探求の旅は始まった。
新たな地へとやって来た4人は怪しげな洞窟を発見。
そこには魔女のマトーヤが住んでいた。
しかしマトーヤは水晶の眼を盗まれてしまい、何も見えないと騒いでいた。
4人はどうすることもできず洞窟をあとにした。
続いてやって来たのは港町プラボカ。
この町は今、海賊に襲われており住民たちは助けを求めていた。
何とかしなくては。
海賊のもとに乗り込む4人。
海賊の頭、ビッケは手下たちをけしかけてきた。
9人の海賊に囲まれてしまう4人。
しかし4人の力は海賊を圧倒する。
手下たちを倒されたビッケは改心し、自分の船を差し出すのだった。
船を手に入れた4人は新たな大陸へと足を伸ばした。
そこにはエルフの国があった。
しかしこの国の民たちには悲壮感が漂っている。
それもそのはず、王子がアストスという男に呪いをかけられ5年間も眠ったままなのだとういう。
何か助ける手立てはないものかと民たちに話を聞いてみる。
すると西に古びた城があるということが分かった。
関係があるか分からないが、とりあえずそこに向かうことに。
すっかり荒れ果てた城の中には誰もいないかと思われた。
しかし玉座には王だけが残されていた。
王は言った。
アストスに騙されて城も荒れ果ててしまったのだと。
沼の洞窟にあるというクラウンがあれば元に戻せるのだというが。
クラウンを求めて洞窟を彷徨う。
宝箱を発見。
しかし近寄るとモンスターが襲い掛かって来た。
なんとかそれを撃退。
クラウンを手に入れることに成功する。
クラウンを持ち西の城へ。
これで城も元に戻るのか。
しかし王は不敵な笑いを漏らした。
なんとこの王がアストスだったのだ。
アストスが奪った水晶の眼と、4人の持つクラウンがあれば、アストスは妖精王へとなれるのだという。
アストスはクラウンを奪おうと襲い掛かって来た。
ダークエルフのアストスは魔法の使い手。
一撃で死をもたらすと言われるデスの魔法をかけられるも何とか切り抜けた。
アストスを倒し、水晶の眼を取り返した。
水晶の眼はマトーヤが探していたものだ。
4人はマトーヤの洞窟を訪ね、水晶の眼を返した。
すると薬づくりの名人であるマトーヤは、お礼にと目覚めの薬を4人に渡した。
これさえあればエルフの王子の呪いも解けるはず。
薬を使うと王子はゆっくりと目を開けた。
呪いの解けた王子はエルフの伝説に従い、神秘の鍵を4人に託すのだった。
エルフの国を救った4人は再び船に乗り新天地を目指した。
しかし運河をふさいでいる岩がそれを邪魔する。
運河の近くに住むドワーフを訪ねると、いままさに運河を通すための工事をしている所だった。
だがやはり岩が壊せなくて行き詰まっているらしい。
ニトロの火薬があれば岩を壊せるらしいのだが。
ニトロの火薬は昔、どこかの城の宝物庫にしまわれたらしいとの情報を得た。
そういえばコーネリアの城に開かずの宝物庫があったはず。
4人はコーネリアへと戻って来た。
宝物庫を開けるには神秘の鍵が必要なのだという。
4人はそれを持っている。
宝物庫の中でニトロの火薬を手に入れた。
ニトロの火薬をドワーフに渡すと、さっそく工事を再開。
ニトロの火薬で岩を爆破した。
運河を閉ざしていた岩が崩れていく。
これで運河が通れるぞ。
4人の船は外海へと進んでいった。
新たな地へと船を走らす4人の光の戦士たち。
そこではいったい何が待っているのだろうか。
【第2夜】へ続く
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