外海へ出て最初の町エルモンドの大地は腐り始めていた。
アースの洞窟に住むバンパイアが土の力を遮っているらしい。
多くのコウモリも徘徊している。
やはりここにバンパイアは潜んでいるようだ。
戦闘になるも手ごたえはない。
あっという間に決着はついた。
本当にこのバンパイアが大地を腐らせていたのだろうか。
4人はバンパイアの隠し持っていたスタールビーを手に入れ、エルモンドへと戻った。
しかし事態は回復していなかった。
大地はますます腐り続けていた。
どうやら土のクリスタルに輝きを戻さなくてはいけないらしい。
南にある洞窟に住むサーダという老人なら、元に戻す方法を知っているかもしれないという。
サーダのもとを目指すためには巨人の洞窟を通らなくてはいけない。
しかし巨人が行く手を遮る。
その巨人は言った。
スタールビーをくれたら道を開けてやると。
ルービーを渡すと、巨人はそれをムシャムシャと食べてしまった。
とにかくこれで洞窟を抜けられる。
サーダのもとへとやって来た。
サーダはバンパイアはただのしもべに過ぎないと言った。
土のクリスタルを封じている者はアースの洞窟の奥深くに潜んでいるらしい。
サーダは土の杖を4人に手渡した。
これを使えば奥へと進めるという。
再びアースの洞窟へとやって来た。
地下3階まで潜り、バンパイアの部屋の奥で石板を見つける。
それに土の杖をかざすと下へと続く階段が現れた。
最下層までやって来ると、そこにクリスタルはあった。
しかしその前に謎の球体が立ちふさがった。
4人が球体を調べようと近づくと、それはモンスターへと変貌する。
それこそが土のクリスタルを封じている者、土のカオス「リッチ」だったのだ。
こちらもそれに対抗。
黒魔術士の炎系の魔法が炸裂。
リッチを滅ぼすことに成功した。
4人の持つクリスタルの欠片をかざすと、土のクリスタルに光が戻った。
4人は再び船を出す。
次に訪れたのは三日月のような湖に囲まれた町クレセントレイク。
ここで4人は12人の賢者と出会う。
土のカオスが倒されたことにより、火のカオスが目覚めてしまったと賢者は言った。
灼熱の地面を渡りたどり着いた最深部にそれはいた。
火のカオス「マリリス」だ。
マリリスはその名の通り火炎系魔法の使い手。
地面から炎が噴き出す。
再びクレセントレイクの町へとやって来た4人は、浮遊石を追い求めているという男性と出会う。
彼が言うには北の氷の洞窟にそれはあるらしい。
しばらく探索するうちに浮遊石らしきものを発見。
しかし周囲の氷の床にはヒビが入り、進めそうにない。
この洞窟はひび割れた床ばかりで、乗ると階下に落とされてしまうのだ。
4人は考えた。
そして一つの案が浮かぶ。
進めないのなら上の階から直接降りればいい。
そして4人は上の階からわざと落ち、無事に浮遊石を手に入れた。
浮遊石を手に入れた4人はリュカーン砂漠へと来ていた。
ここに何かあるらしいという情報を得たためだ。
4人が砂漠へ入ると、浮遊石が輝きだした。
その下から巨大なものが浮かび上がってくる。
それは古の時代に造られたという飛空船だった。
飛空船を手に入れた4人は、これまで行くことのできなかった地域へと足を伸ばす。
ここにかかつて水の力で栄えていた神殿があったという。
しかし今は水の力も失われ、神殿は海の中へと沈んでしまっていた。
今ではその神殿に人魚が住んでいるという。
しかしそこもモンスターに襲われていた。
それを救うためのタルの潜水艦が造られたのだが、途中で空気がなくなり息が続かないらしい。
4人は水中に潜るための手段を探して旅を続けた。
そして高い山に囲まれた町、ガイアにたどり着く。
この町の泉の底には空気の水というものがあり、それを使えば水中でも息ができるのだという。
それを取りに行けるのは妖精だけらしい。
なんと妖精は心無いものによってキャラバンに売り払われていた。
4人はキャラバンを探し出し、妖精の入ったビンを買い戻す。
妖精のビンは5万ギルという法外な値段で売られていた。
痛い出費だった。
妖精を追ってガイアの町へ。
泉に行くとそこに妖精はいた。
そしてお礼にと空気の水を汲んでくれたのだった。
これでタルの潜水艦に乗ることができる。
4人はオンラクの町へやって来ると潜水艦に乗り込んだ。
空気の水のおかげで息ができなくなることはない。
海底に沈む神殿へとたどり着くことができた。
神殿内に暮らす人魚は、ここには水のクリスタルがあるのだと言った。
しかし光が失われてしまったので、いずれ人魚は泡となって消えてしまうと言うのだ。
急いで水のクリスタルのもとへ行かなくてはいけない。
水のクリスタルを探すうちにロゼッタ石という物を見つけた。
不思議な文字が掘られている。
気になった4人はそれを持っていくことにした。
神殿の最下層で水のクリスタルを発見。
しかし水のカオス「クラーケン」が行く手を遮った。
クラーケンは巨大なイカの化け物で、多くの足を振り回して攻撃してくる。
しかもスミを吐き、こちらの目を眩ませる。
目が見えなくなるも、モンクの多段攻撃がヒット。
クラーケンは海の藻屑となった。
これで3つのクリスタルを解放することができた。
残りはあと1つ。
そのありかを求め、各地を巡る。
そのうちにドラゴンたちの住む洞窟を見つけた。
バハムートは勇気の証を持ってくれば、4人に称号を与えると言った。
バハムートの試練を受けることとなる。
城の中には一人の老人がいた。
彼が言うには、以前手に入れたクラウンが勇気を試す勇者が持つ者だと言う。
4人は勇気の証を求めて城内を彷徨った。
そこは入り組んだ迷宮の様だった。
しかしどこにも勇気の証らしきものはない。
玉座の脇でネズミの尻尾を見つけただけだ。
仕方なくバハムートにそれを報告に行く4人。
だがバハムートは4人を本当の勇者だと認めると言った。
お前たちに称号を与えよう。
バハムートはそう言うと巨大な羽を広げた。
辺りに光が立ち込める。
次の瞬間、戦士はナイトに、モンクはスーパーモンクに、白魔術士は白魔導士に、黒魔術士は黒魔道士にクラスチェンジしたのだ。
新たな力を得た4人。
彼らの旅は佳境を迎えようとしていた。
【第3夜】へ続く
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