コバンネコを仲間にしたゴエモンは、怪しい男を追って九州へと向かった。
そしてやって来たのはハイカラ町。
九州一、賑やかな町だ。



しかしどの店に入ろうとしても断られてしまう。
どうしたのだろう。



ゴエモンが番所へとやって来ると、秘密特捜クノイチのヤエが、ゴエモンを逮捕すると言ってきた。



そしてヤエは戦いを挑んできた。



ゴエモンが戸惑っているうちにヤエは金縛りの術を使い、ゴエモンたちを捕らえてしまった。



牢屋に入れられてしまったゴエモン。
ヤエは言った。
巨大なカラクリロボットを使って、人々からお金を巻き上げていたのだろうと。



まったく身に覚えのないゴエモン。
真相を探るため、ゴエモンは盗みの針金を使い牢を抜け出した。



番所から出ると、そこにいたのはゴエモンそっくりの男。



そこへヤエもやって来た。
ゴエモンが二人いることに驚くヤエ。



悪事を働いていたのは偽ゴエモンだった。



偽ゴエモンは本物を倒して自分がゴエモンとなると言い襲い掛かって来た。



本物と同じようにキセルを使って攻撃してくる偽ゴエモン。



しかしあっという間にこらしめられ、逃げていくのだった。



真相を知ったヤエは事件の黒幕を追うため、ゴエモンたちと同行することになった。



ハイカラ町を出たゴエモンたちは、とある茶店を訪れていた。



どうやらここは普通の茶店とは違うようだ。



茶店の地下には牢屋があり、悪い忍者が見張っているのだという。



ゴエモンが地下に侵入すると、やはり忍者がいた。
しかし先には進めないようだ。
なんか方法はないものか。


そうだ、給仕に化けて侵入しよう。
そのために必要なお多福の面は、どうやら海外のバナナン島にあるようだ。



空港を目指すも、道は巨大な岩壁でふさがれてしまっていた。



手掛かりを求めて訪れたそげん町で有力な情報を得る。
なんとチューゴクにある弘法の筆を使えば、どんな岩でも消すことができるのだという。



ゴエモンはそこでチューゴクから来たという父娘と出会う。



しかし父親は病に伏せっていた。



娘のリンは、チューゴクの宝山にあるヨークキークの実があれば病は治るのだと言った。



リンはゴエモンにチューゴクへ連れて行ってくれないかと頼んだ。



それを引き受けたゴエモン。
父親の看病のため、ヤエが残ることになった。



一行は舟に乗りチューゴクへと向かう。



宝山の麓にあるシューマイ村で弘法の筆の情報を手に入れた。
ゴクウというサルが持っているらしいのだ。



しかしゴクウは宝山へ化け物退治に行っていた。



宝山を目指す一行。
だがその道中も手強い敵に襲われる。



襲い掛かってくる敵を蹴散らしながら進んでいると、宝山の洞窟の中で化け物と戦っているゴクウを発見。



しかしゴクウは化け物により吹っ飛ばされてしまった。



ゴエモンたちを見つけた化け物は、まとめて喰ってやるといい襲い掛かって来た。



その化け物、チャウ大王は大口を開けてゴエモンたちを食べようとしてくるが、カンフーの達人だったリンの活躍もあり、あっという間に倒すことができた。



そしてチャウ大王の持っていたヨークキークの実を手に入れることができた。



そこへ吹っ飛ばされたゴクウが戻って来た。
弘法の筆について尋ねると、なんとチンという人物に売ってしまったというではないか。
そのチンとはリンの父親だった。



慌ててそげん町へと戻る一行。
チンにヨークキークの実を飲ませると、あっという間に回復した。



そしてチンはお礼にと、ゴエモンに弘法の筆を渡すのだった。



元気になったチンは、バナナン島にどんなものでも壊せる炎の何とかというものがあると言った。
ゴエモンは覚えておくことにした。



ゴエモンはお多福の面があるというバナナン島へ向かうため、地下通路をふさいでいた大岩を弘法の筆で消すのだった。



地下通路の先にはGALという空港があった。



ゴエモンは飛行機に乗り一路バナナン島へ。



バナナン島へとやって来たゴエモンは、島唯一の村バホホ村を訪ねる。



村の近くにある洞窟には、どんな扉でも壊せる炎のルンバというものがあるらしい。
これがチンの言っていたものだろうか。



だが炎のルンバは素手では持てないのだという。



それよりも今はお多福の面だ。
酋長に話を聞くと、確かに面を持っているという。



しかしそれを渡すにはアッチッチ洞窟でなくした、村の宝である勇者のバナナを探してきてほしいと言われた。



アッチッチ洞窟はその名の通り、マグマがあふれとても熱い所だ。



そこでゴエモンは冷え冷え袋というものを見つけた。
何かの役に立つかもしれないと、ゴエモンはそれを懐にしまった。



洞窟の最奥に勇者のバナナはあった。



ゴエモンはバナナを持ち、酋長を訪ねた。

勇者のバナナを受け取った酋長はとても喜び、お多福の面をゴエモンに渡すのだった。



怪しい茶店へと戻ったゴエモン。



さっそくお多福の面を使ってみた。
するとゴエモンたちの姿はあっという間に給仕そっくりになった。



これで奥に進むことができる。



奥の牢屋にはヤエの仲間である秘密特捜忍者が捕らわれていた。
彼が言うには、事件の裏にクマさん城の殿様が関わっているらしい。



そして彼は、ゴエモンにどんな熱いものでも持てるという冷凍グローブを渡すとあっという間に姿を消すのだった。



そういえばアッチッチ洞窟で手に入れた冷え冷え袋があったな。
そう思い出したゴエモンは、袋の中を覗いてみた。
その中には何か熱そうなものが入っている。
ゴエモンは冷凍グローブをはめ、それを取り出した。



それはどんな扉でも壊すことができるという炎のルンバだった。
何かの役に立つかもしれないと、それを持っていくことにした。



クマさん城へとやって来た一行。



しかし城門は固く閉ざされている。

そうだ炎のルンバだ。
そう思い立ったゴエモンは炎のルンバを投げつけた。



城内はとても入り組んでいた。



しかも様々なカラクリメカが襲ってくる。



最上階へとたどり着いたゴエモンの前に一体のカラクリロボが姿を現した。
それは急に襲い掛かってくる。



ちょんまげを投げつけてくるカラクリロボだったが、四人の連携攻撃の前に倒されるのだった。



カラクリロボの後ろにいた殿様が現れ、ゴエモンに許しを乞うてきた。
やはり黄金キセルを盗んだのは、この殿様だったのだ。



しかし殿様はカラクリ一族という奴らに脅されて、キセルを預かっただけなのだと言った。



その時、殿様の姿が犬に変わってしまった。
何者かによって姿を変えられてしまったのだ。



そしてあたりに響く謎の声。



ここからはお前の思うようにはいかないというカラクリ一族。



そこへ聞こえてきたおみっちゃんの助けを求める声。



おみっちゃんをさらったのもカラクリ一族だったのだ。
そう言うと声は聞こえなくなった。



その時、地響きが響き渡った。
ゴエモンが窓の外を見ると、巨大なカラクリロボが北へと向かい歩いて行った。



ゴエモンたちは対策を練るため、一度はぐれ町へと戻ることにするのだった。



黄金キセルを取り戻すことはできた。
しかし、おみっちゃんはさらわれたまま。
そしてカラクリ一族とは何者なのだろう。
ゴエモンたちの旅はまだ続く。



【第3夜】へ続く



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