こんにちは。
かずです。
「お父さんは、
本当に人の話を聞かない」
「何を言っても、
自分の思いどおりにしようとする」
「自分は動かず、指図ばかりする」
また母から
父への不満を聞かされる。
そんなとき、
「私に言わないで、
自分でお父さんに言ってよ」
と思いながらも
愚痴の聞き役になる。
でも、
何度話を聞いても、
母は父に言わない。
何かを変えようと
するわけでもない。
そしてまた
同じ話を聞かされて、
「もう、聞きたくない」と思う。
でも、
母の声が弱々しかったり、
つらそうな顔を
していたりすると、
結局、放っておけない。
どうすれば二人の間が
うまく収まるのかを考える。
時には、私が
母の代わりに父へ意見する。
すると今度は、
私と父が衝突する。
「なんで私が、
二人の問題に
ここまで巻き込まれなきゃ
いけないの?」
と腹が立つのに、
そんな両親の間に
入らなければ、
もっと家の空気が
悪くなるような気がする。
あとで母から、
もっと長く話を聞かされる
ような気もする。
そして、
困っている母を
放っておく自分が、
冷たい娘のようにも感じる。
だから、
また間に入る。
そんなふうに
長い間、
両親の調整役を担ってきた
人もいると思います。
(私自身も、
ほぼこんな感じでした)
調整役というと、
家族の仲を取り持つ
やさしい人のように
聞こえるかもしれません。
でも実際は、
父と母、
二人分の感情が
自分の中へ流れ込んでくる。
そんな役目です。
「自分たちで何とかしてよ…」
と思うけれど、
二人のどちらにも
本当の気持ちは言えない。
そして、
自分の中にだけ
怒りや悲しさや虚しさが残っていく。
親と話している時間だけでなく、
会話が終わったあとも、
二人の言葉や表情を思い返し、
心配が残る。
その後、
身体は仕事に戻っても、
また母からメールが
届くんじゃないかと
心はまだ、
両親の間に立っている。
そんな経験を
繰り返してきた人にとって、
親の老いは、
ただ、
「身体のお世話が増えるかもしれない」
という話ではありません。
「介護が始まったら、
今まで以上に
二人の間に入らなければ
いけないんじゃないか」
「父の世話だけでなく、
父に振り回される母の不安まで
私が受け止めることに
なるんじゃないか」
「母の介護が先に始まったら、
父の身の回りの世話まで
私が引き継ぐことになるんじゃないか」
「家族や支援してくれる人たちの間で、
また私が、
全てを取りまとめることに
なるんじゃないか」
そんな未来が見えてしまうから、
怖くなるのだと思います。
まだ介護は
始まっていない。
それでも、
親の物忘れや
体力の低下を感じるたびに、
どうしても胸がざわつく。
それは、あなたの
取り越し苦労とか
心配のしすぎとかではないんです。
あなたが
これまで実際に、
両親の問題を
自分の問題のように考え、
家族がうまくいくように
がんばってきたからです。
でも、
介護が始まったとしても、
両親の夫婦関係まで
あなたが背負う必要は
ありません。
お母さんの気持ちを
理解することと、
お母さんの問題を
解決することは違います。
お父さんに必要な支援を
考えることと、
お父さんの希望を
全てあなたが叶えることも違います。
そして、
家族を大切にすることと、
家族がうまくいくために
自分の心を犠牲にすることも、
同じではありません。
介護が始まっても、
以前と同じように
すべてを背負わなくていいんです。
これまで担ってきた調整役を
ゆるめていいんです。
けれど、
「これからは
背負わないようにしよう」
と決めるだけでは、
なかなか変えられないこともあります。
やっぱり、
母が困っている様子を見ると、
反射的に話を聞いてしまう。
父が母に強く言っていると、
また間に入ってしまう。
自分の仕事を優先すると、
冷たい娘になったようで
罪悪感を覚えてしまう。
そこには、
これまでの親子関係や
母娘関係の中で身についた、
自分なりの
「心のクセ」があるからです。
なぜ私は、
母を放っておけないのか。
なぜ両親の問題なのに、
自分がなんとかしなければと
思ってしまうのか。
なぜ親の言葉や感情を、
自分の仕事や生活にまで
持ち帰ってしまうのか。
その理由を知ることが、
介護が始まっても
同じ役割を
繰り返さないための
大切な心の準備になります。
私は、
こうした心のクセを
理解するための手がかりとして、
東洋運命学の「宿命図」を
使っています。
宿命図から、
自分と親が
それぞれ何を大切にし、
どんなことに反応しやすく、
どこですれ違いやすいのかを
見ていくと、
「親が悪い」
「私が弱い」
という見方だけでは
なかったことに
気づけることがあります。
自分と親には、
ただ違う「当たり前」があった。
そう理解できると、
親の言動を
真正面から受け取りすぎず、
少し離れたところから
見られるようになることがあります。
「これは、
お父さんとお母さんの問題」
「これは、私が
サポートできること」
「これは、他に頼っていいこと」
そんなふうに、
少しずつ分けて
考えられることが、
介護が始まる前にできる
心の準備になります。
誰か一人が
間に立ち続ける家族ではなく、
それぞれが
自分の感情や役割を引き受けながら、
必要なときには、
人の力も借りることができる。
その先に、
家族が笑いあえる介護への
心の余白ができていくのだと
私は思っています。
もし、
「私もずっと、両親の間に
立ってきたかもしれない」
と感じたなら、
今の不安を
一人で抱え続けず、
一度、言葉にしてみませんか。
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家族が笑いあえる介護
はじめの相談
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では、
将来の介護への不安と、
これまでの親との間で
背負ってきたものを整理しながら、
介護が始まる前にできる
最初の一歩を
一緒に見つけていきます。
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東洋運命学の宿命図を手がかりに、
親との関係と将来の介護不安を整え、
「家族が笑いあえる介護」へ伴走する
人間関係専門セラピスト
山口和子
◇一般社団法人ミッションメンタリング協会
副理事・認定トレーナー
◇コアクリーニングさろん「うたたね」代表
◇ココロとカラダのセラピスト歴約20年
◇東洋運命学カウンセラー
◇拠点:静岡県磐田市
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