奈良県上北山村を盛り上げるために発足されたチーム

「がんばろらえ! かみきた」では、地域の方々によって

様々なイベントや企画を行っておられます。

村内でのマルシェや、移住者誘致のためのイベントなどなど

いろいろな活動で村の魅力を発信されています。

 

 

 

その中の一つに「ベンチ村プロジェクト」というのがあり、

うたたね山極も企画に参加させて頂いています。

 

「ベンチ村プロジェクト」は上北山村の自然豊かな美しい景色を

楽しんでもらうため、村の木材を使ったベンチを設置して

新たな観光の推しスポットを作っていこうという企画。

上北山の木材を活用するとともに、地域の人も日常の中で

集いの場として機能するような、そんなベンチづくりを目指しています。

 

今回は、早稲田大学建築学科の古谷誠章先生や、同研究室の学生さん達も

企画に参加され、それぞれ素敵なベンチ案が完成。

今年に入っていから、村の役場の前や、清流の眺めが絶景の橋の上などに、

木製のベンチが設置されました。

 

 

役場前のベンチは学生さんたちが自ら設置に来られて、

柱にも木の装飾がされました。

 

 

雨が多い上北山の水の流れを表現したデザイン。

 

 

こちらは清流を眺めることができるベンチ。

間伐材を利用しています。

 

うたたね山極も、ベンチのデザインと製作を担当。

有機的な形で、いろいろな樹種の木材をモザイクのようにつなぎ合わせたデザインに。

いろいろな人が集って、調和しながらその場が和むような、

そんなベンチになるよう製作しました。

 

納品の日はあいにくの雨でしたが。。

 

 

うたたね山極のベンチは、林泉寺というお寺に設置されました。

お寺のお庭は少し高台のようになっていて、

山やダムが見えてとても景色の良い場所。

 

ここで腰を下ろして、ほっとお茶でも飲むことができれば

とても素敵な時間が過ごせるのではないでしょうか。

 

木製のベンチは地域の人たちが、村の木材に触れることができ、

外からやってきた人たちにとっても、気軽にベンチで

休憩できる場所ということで好評だそうです。

この「ベンチ村プロジェクト」は今後も続けられるということですので

機会があれば、上北山のベンチを巡りに村を訪れてみてくださいね。