昨年は、いろいろと声をかけていただいて、

いくつかの展示会に商品や作品を出品しました。


この小椅子も、いろんな展示会場に出張していきましたね~。


うたたねの定番家具は、

すごくスタイリッシュでかっこいい、というより、ちょっと愛嬌があって

親しみやすいのがデザインカラーだと思っています。


そんな中で、このカーブチェアのデザインは、

年々シャープでより審美性を追求していってます。


これは、代表デザイナーのライフワークであり、

美しいものをつくりたいという気持ちから生まれたものです。



うたたね日報


シンプルでモダンな家具とうたわれたものの多くは

ただ、直線を多用しているだけ、、だったり、

生産効率をよくするために、審美性を後回しにしているだけ

だったりしないでしょうか?


プロダクトのデザインは、

いろいろな条件をクリアしなければなりません。

そこには、コストとの戦いであったり、

機能、強度、製作技術、生産性のバランスであったり

様々な壁があります。


でも、デザイナーとして、 


「人間の本能に働きかける美しいもの」 


を生み出したいということは

とても基本的なこと。




本能的に、「あ、きれい」とか

「この形、なんかいい感じ」と感じられるものを生み出したい。


小さなブランドが、追求できることはなんだろうと

いつも考えながらものづくりをしていますが、

うたたねの家具は、定番商品でもオーダー家具でも

そういう部分に強くこだわりたいと思います。



コンセプトばっかりかっこいい家具やプロダクトが多くないですか?

コンセプトやうんちくなんて、読んだときはへ~って思いますけど、

時代が変わると忘れてしまいますよね。



モノ より コト のデザイン が重要だといわれて久しい時代です。


でも 「美しいもの」 があってこその 「コト」 ですよね。