サントリーミュージアムで開催中の

展覧会を観にいってきました。


「純粋なる形象」

ディーター・ラムスの時代~機能主義デザイン再考

と題されたこの展示は、

ドイツデザインの代名詞でもある、ブラウン社「BURAUN」の

工業製品を中心に 機能主義の哲学で貫かれデザインされたものが

ずらりと並びます。


もう、展示会に行く前の、ポスターを見ていたときから

早く観にいきたくて、ワクワクしていた展示会です。


作品は、ラムスの初期の代表作から

最近のものにいたるまで、徹底的に無駄をなくした

ミニマムで美しいものばかり。

レコードプレーヤーや、ラジオなど、

本当にかっこいい。ため息が出るほどです。



うたたね日報


デザイン家電などという言い方で、最近販売されている家電が増えてきましたが、

ブラウンの商品は、どれもが徹底的に機能的であり、

そしてそれが企業のイメージを作り上げています。



うたたね日報


ラムスのデザイン哲学


Less but better

Less and more


無駄を省く、機能に徹する。やっぱりデザインの基本ですね。


さて、我が家にも、長年愛用しているブラウン製品があります。

アラーム時計です。


うたたね日報

旅行などにも持っていける、手のひらサイズのミニ時計。

写真では見えませんが、頭の上にアラームのスイッチボタンが

付いていて、そこに緑色のぽっちがあります。

それがとてもブラウンらしいなと思って、気に入って買いました。

実は、この時計、もう3代目です。

はじめに買ったのは、10年ほど前。ちょっと形が違うやつですが

それは引越しのときになくしてしまい、

2代目は旅行先で置いてきてしまい、

そしてこれが3代目。シンプルなデザインが好きで

お気に入りです。長く使って飽きないというのは

本当にいいですね。そういうデザインを何時か自分でもできるように

なれればいいと思います。