後志の秋 令和元年~尻別川河口にて~ | シリベシアン(後志人・Shiribeshian)

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We will introduce sightseeing spots in Hokkaido, mainly Niseko and Shakotan.

アイヌ語でシリ・ペッ(山の・川)と呼ぶ尻別川は、喜茂別町の横にあるフレ岳(1,046m)を源に蘭越町で日本海に注ぐ。長さは北海道第4位の126キロメートルもありながらとてもきれいで清流日本一に選ばれ続けている。

 

蘭越町港地区に河口がある。天気が好ければ奥に羊蹄山が見えるはずだ。

 

 

橋の名は磯谷橋。かつてここは磯谷村の一部だった。昭和30年に磯谷村が寿都町との合併にともない境界が変更され、港地区(北尻別)は蘭越町に編入された。

 

昔の尻別川は巨大イトウが生息していることでも有名だった。他の河川より1.31.4倍もあり、まるまると太っていた。またヤツメウナギも石狩川と並んだ漁獲地だったが、両方とも姿はほとんど消えた。サクラマスとアユは現在でも生息している。

 

中流のニセコは、「北海道ラフティングの聖地」と呼ばれ、その歴史は日本でも長い。

 

尻別川流域はジャガイモ、らんこし米など、味の良い農作物が沢山生産されている。

 

河口左岸は寿都方面の尻別岬、その奥は寿都だ。さらに高い山は島牧の狩場山。

 

 

河口右岸は砂浜が広がっている。岩内方面の岬はセバチ鼻という。手前に建設中の風力発電が見える。

 

 

セバチ鼻の奥に積丹半島西側が見えていた。